104 ページ4
.
ふわふわする
とても居心地がいい
…ここはどこ？
周りを見渡せばたくさんの花にかこまれてて
どうしてここにいるんだろう
必死に記憶をさかのぼってみるけどどうしても分からない
どうしてここにいてるの？
私は何をしにきたの？
あ……ジヨンくんはどこ？
みんなはどこなの？
座っていた場所から立ち上がって、
みんなを探してみるけど誰もいない
私…一人ぼっちだ
みんなの所に行きたい
どこにいるの…？
？「ふふ、知りたい？」
すると近くから知らない人の声が聞こえて
？「あなたの探してる人はみんなここにいないわ」
「どうして？」
？「だってあなた今別の世界にいるんだもの」
「どういうこと…？」
？「ふふ、まだ理解出来てないのね
まあいいわ、あなたみんな所に行きたいの？」
「行きたい！！会いたい…」
？「そう、それならみんなの場所を特別に教えてあげる」
？「この道を真っ直ぐ行きなさい
目印は薔薇の花よ、それに沿って歩けば必然的に真っ直ぐ歩けるわ
そしたら扉が見える、その扉を開いて中に入ればあなたが探してる人がいるわ」
「わかった！ほんとにありがとう…！」
？「ただし、途中で道を間違えたり、諦めたりすると二度とあなたの行きたいところには行けない
これは忠告よ、気をつけてね」
二度と……
そんなの耐えられない
でもここにずっといるのも嫌だ
「教えてくれてありがとう！みんなの所にいってくる！」
？「ええ、頑張ってね」
もう一度立ち上がって
言われた通り薔薇がある方へ進み続けた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 126人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あいり | 作成日時：2018年8月17日 23時
