118 GDside ページ18
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「いい匂いだね、落ち着く」
当たり前だろ、毎日俺がお前のために持ってった花の集まりなんだから
花束を持ってリビングのソファに2人して腰掛ける
花束に顔を近づけて幸せそうに笑ってて
「私ね、眠ってる間夢でずっと花に囲まれてたの」
だからなんか運命感じるよね〜！ って楽しそうに話すA
それがなんだかおかしくて笑いそうになる
ジ「運命なんじゃない？」
「やっぱりそうだよね！」
ジ「…ちげぇよ、
その花束、俺が毎日病院に持ってってた花達だから」
「へ？」
俺の言葉に理解出来てないのか、
ポカンと口をあけて、ほんと…
ジ「アホ面」
「…なっ！？だって！」
ジ「毎日一輪ずつAに合う花選んで持ってってた
でもまあ…まさか夢ん中が花になってたとはな、」
ある意味運命なのかもな、と1人で納得する
「起きれたのもジヨンくんのおかげだね
きっとジヨンくんマジックだよ！」
上手いこといったと言わんばかりに得意気に腕を組んで俺を見るA
ジ「、、アホか」
あまりにもバカでおかしくてデコピンをお見舞いしてやった
軽くしてやったのに、痛い！！って叫んで俺を睨んで
どこにいても変わらないAに安心する
「あ、そう言えば誰がお見舞い来てくれたの？
お礼しなきゃ、」
ジ「あぁ、俺が知ってる範囲では…」
言うべきか言わないべきか
あいつのこと
来てくれたことに関してはありがたいけども
……
ジ「Aの仕事場の人何人かミンユちゃんと来てたし、後メンバーと……ソウンってやつ」
「ソウン？来てくれたんだ
でもなんで知ってたんだろ？」
ジ「知らねえ」
ジ「そいつんとこにもお礼行くのか？」
「そりゃあ来てくれたんだから！どうして？」
どうしてってそんなのあれしかねえだろ
仮にも、てか仮じゃなくお前の元カレだぞ？！
ジ「…あいつは不安だから」
「不安って…(笑)そんなことないから大丈夫だよ」
ジ「俺も行くわ」
「ん？」
ジ「そいつに礼言いに行く時一緒に行く」
何も分かってないAなら俺が一緒に行けばいい
ほんとに？ありがとう〜！って呑気なAだけど俺はそれ所じゃない
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作者名：あいり | 作成日時：2018年8月17日 23時
