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「…みんなには？」
ジ「ああ、そうだった
ちゃんと言っとかねえとな」
「あのね、まだみんなに言わないで欲しいの」
「え？」
「びっくりさせてあげようかなーって」
ジ「お前何考えて、(笑)」
きっとリハビリの事だって隠しててもバレる
第一、目が覚めたのに仕事に行けないし。
それに悲しんでる顔は見たくない
やっとみんなと会えて、話せるんだから
笑っていて欲しい
ミンユとか言ったら仕事途中で放棄してこっちに来そうだし……
ジ「…まぁいい
Aなりの考えがあんだろ？ったく…」
「ありがとう！ジヨンくん」
ジ「ちょうど明後日、休みだからみんな来る」
「ほんとに？！
すぐみんなに会えるんだあ」
ゆって1ヶ月ちょっと会ってないだけなんだけど
ずっと会ってないような気持ちになってて
何話そうかなあ
ジ「良かった、」
「…え？」
ジ「Aが笑ってるから安心した」
くしゃって少し顔を崩して微笑むジヨンくん
不意にもキュンとして
「どうしよう……」
ジ「ん？」
「凄く凄くジヨンくんに抱きつきたい」
ジ「…アホか」
んなっ！！？
冷たく返してくるから怒りをこめてジヨンくんを見れば顔が赤くて
くっそ……好き
こっちまで照れそうになるじゃん
ジ「お前が元気になったらいくらでもその重たいの受け止めてやるから今は我慢しとけ」
「重たいのって失礼な、、！！」
むぅー、と唇を突き出せばそれに応戦してくるジヨンくん
ちゅっ って
ジ「アホ面。」
開いた口が塞がらない私にデコピンをくらわせてきて
これが "アメとムチ" ってやつ、、？
「…あっ！！！！
お母さんとお父さん！！」
ジ「それならもう連絡してある
もうちょっとでここに来るから」
いつの間に連絡先を…
仕事の早いジヨンくんにまた驚いて
「ジヨンくんをお嫁さんにしたいよ」
なんてポツリと呟いたら
ジ「お前の嫁なんて絶対嫌無理」
だって。
ほんっと冷たいんだから
でも私だって聞き逃さなかったんだからね！！
" 旦那ならいいけど "
ってめっちゃちっさい声で言ったの、
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作者名：あいり | 作成日時：2018年8月17日 23時
