L……e[ 2 ] (ページ36)

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「ジヨン…」

ジ「もう感動しかない！」

そんなに喜んでくれるなんて…
不安はないの？って大変じゃないの？って

ジ「…不安？」

「…っ…うん」

どうしてジヨンは私の気持ちをくみとれるんだろう

「だって…この子が産まれる時にはもう…」

ジヨンは兵役に行っている
これはどうしても避けられない事実

ジ「俺だってそれは不安…より辛い
そばで支えてあげられないことが一番辛い
ずっと一緒にいれないし、
痛くて苦しくて辛い時、支えてやることもできない
でも、、産まれる時はそばにいるから」

ジ「そんな不安そうな顔すんな
休暇とってなんとしてでもそばに行くから」

「ジヨッ…」

ジ「それに休暇がある度にAと、こいつに会いにくる
2年…いや、2年もないからすぐ毎日一緒にいられる日がくる」

「ジヨン、、、、」

ジ「それまで待っててくれる？」

「うん…っ！」

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GDside

そりゃもう聞いた時は思考回路停止して爆発するかと思ったw
夢見てんのかと思った
嬉しくて嬉しくて…

でもAがまた少し暗い顔するから…きっと不安なんだろう
俺だって本当は不安だ
妊娠中は大変だって言うじゃん？
そんな時にそばにいられない、支えてあげられないなんて辛い
はじめてだから尚更大切にしたいのに…
産まれた後だって1年以上はたまにしか会えないわけで
大変な育児を全て任せてしまうこと、
大事な時期に子供と一緒にいられないこと
全てが辛い

それでもAを不安にさせたくない
無事に自分の仕事を終えて、A達のもとに帰ってその先ずっと一緒にいる、そう決めた。

待ってて欲しいなんて図々しいのかもしれないけど…俺の気持ちで

でも、ほら、
泣きそうな顔なのにもちろんって顔でAは頷く

たまらずぎゅっと抱きしめた

「ジヨン…」

好きだなあ…
…はっ！！

ジ「ご、ごめん！！大丈夫！？」

「ははっ、大げさ過ぎるよw
まだまだ元気に動けるし、だから」

と言って今度はAから抱きついてきた

でもお腹にいるのに…ってめっちゃ不安になる

ジ「仕事も休み、家事も俺が全部する
Aはじっとしとく！」

「え、無理
動ける間は働くし！！」

ジ「はあ？…だめ、危ない」

「心配性すぎ、なんならジャンプしようか？」

ジ「ぜーーったいにだめ！！！」

なんて危険な妊婦なんだ、、
パワフルすぎる…