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『私ね、あの日ようへいくんに
声掛けてもらわなかったら
きっと今頃、1人だった。
どう生きていいのか分からなくて
もしかしたら死んでたかもしれない
今私が生きれてるのは
ようへいくんや
畑のみんなのおかげだよ
…ありがとう』
そう、真っ直ぐに伝える
この思いに嘘はない
本当に
「どうしたのいきなり」
『昨日の夜思ったの
もうすぐようへいくんと会って
1年経つんだなって』
「そっか、もう1年になるんだね
あっという間すぎて気づいてなかった」
『みんなは元気？』
「俺もあんまり会えてなくて。
…あ！電話するか！」
そういってスマホを取り出して
畑のグループLINEを開いて
電話をする。
みんな一緒にいるみたいで
りゅー君が電話に出て
画面にみんなの顔が並ぶ
「Aじゃーん！！！！」
「え！どうしたんすか！！」
「Aがみんなに会いたいんだって」
「嬉しいこと言うじゃん！」
『はじめくんと…けんくんは？』
「大食いの買い出し行ってるから
そのうち戻ってくるはず」
「おーーーい！クズ共おおおお！！
って、あれ、電話中？ごめん」
「Aちゃんとようへいくんです」
「おー！Aーー！！！」
電話越しでも変わらないみんな。
明日みんなで行くね、
なんて言ってくれちゃって。
楽しみが増えちゃった。
「また明日ね」
『待ってるね』
いつもの、何も変わらない私たちの
別れの会話。
明日も…楽しみだな…
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ほのか - 最後でめっちゃ泣きました！面白い作品をありがとうございました！ (2021年4月4日 0時) (
レス) id: 0f4b11a203 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - めっちゃ面白かったです！感動しました！完結お疲れ様でした！！ (2020年12月22日 6時) (レス) id: 1916248db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春愛莉 | 作成日時：2020年11月28日 8時
