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「A、笑顔が増えたね」
ある日の夕方、帰る準備をしていたら
はじめくんがそう声をかけてくる。
「わかる！！Aちゃんめっちゃ笑ってる！」
「楽しい？HAP」
『すごく』
こんな簡単な返事しか出来ない自分が
嫌になっちゃうけど。
それでも本当に楽しいのは事実
みんなが全力で変なことをして
みんなが全力で私のことを笑わせに来て
なにかあったらすぐ声を掛けてくれる。
…特にようへいくん。
私が隠してる事、本当は知ってるんじゃないかとか
そんな事を思ってしまうくらい
体調の変化とか、表情の感じとか
すぐ声をかけてくれる。
1回そのことを言ったら
「俺一人っ子なんだよね
だからAが妹見たいで。
だからめっちゃ気にして
声掛けちゃうのかも。」
って言ってた。
みんなお姉さんだったり、弟さんだったり
兄弟がいるけれど
ようへいくんも、私も一人っ子。
…だからなのかな、お互い。と思った。
それでも、どんな理由であれ
気にかけてくれるのは嬉しかった。
「あ、A、明日案件の撮影だから
いつもよりちょい早めに集合、よろしくね」
『はーい
お疲れ様でしたー』
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ほのか - 最後でめっちゃ泣きました！面白い作品をありがとうございました！ (2021年4月4日 0時) (
レス) id: 0f4b11a203 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - めっちゃ面白かったです！感動しました！完結お疲れ様でした！！ (2020年12月22日 6時) (レス) id: 1916248db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春愛莉 | 作成日時：2020年11月28日 8時
