しあわせの予感 (ページ13)

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お花畑ページ13

「水族館、楽しかったですね～！また行きたいなぁ。」

隆二「ね！俺もついはしゃいじゃった。(笑)」

「なんか、隆二さん可愛かったです笑」

隆二「うるさーい。笑

イルカ見てはしゃぐ Aちゃんの方が

よっぽど可愛かったし。」

「褒め返し、ずるいです(笑)

隆二さん、次はどこに行くんですか？」

隆二「ほんとに俺のプラン通りでいいの？」

「はい！なんか任せっきりみたいですみません…」

隆二「いやいや！そういう意味で言ったんじゃない

から！」

しょんぼりする私を見て焦り始める隆二さん。

隆二「ここね、デートスポットとして有名らしく

て、俺はまだ行ったことないんだけど

写真が載ってて、すごい綺麗だったから

Aちゃんと行きたいなって。」

そう言ってケータイを私に見せてくれる隆二さん。

「えー！お花畑ですか？すごいきれい！」

隆二「そうそう、公園の中にあるんだって。

Aちゃんお花好き？」

「大好きです！！花粉症なのが辛いですけど…笑

昔、母が趣味でよく押し花をやっていて。

額に入れて、私の部屋とかによく飾ってくれたんで

す。」

隆二「へぇ～、すげぇ！

お母さん、趣味おしゃれだね。」

にこにこして私の話を聞いてくれる隆二さん。

聞き上手だなぁ。

隆二さんといると、たくさん話したくなっちゃう。

「そうなんです。

お花に詳しくて、

幼稚園の頃からたくさんお花の名前教えてくれま

した。」

隆二「なんか、花好きな女の子っていいね。

女の子！って感じするもん。」

「え～、そうですか？(笑)」

隆二「うん。笑

Aちゃんが植物図鑑やれば良かったの

に。笑」

「樹？」

隆二「うん(笑)」

「男の人じゃないですか！笑」

隆二「あっ確かに笑」

「うわ～隆二さんひどーい。笑

それに岩田さんに失礼(笑)」

隆二「ごめんって～～」

ちょっと天然な隆二さん。笑

ひとしきり2人で笑った後、

その綺麗なお花畑に向かった。

もうそれが当たり前のように、手を繋いで。