しあわせの予感 (ページ1)

今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:17,908 hit

出会いページ1

Aside

｢お疲れ様です！｣

｢｢｢｢お疲れ様(です)～｣｣｣｣

私は、とある広告会社に務めるごく普通のOL。

同僚の圭太くんとはとても仲が良くて、今日も仕事

終わりに飲みに行く約束をしてる。

｢圭太くん、じゃあ私先お店行ってるから後で合流ね｣

圭｢りょーかいっ！ちょっと待ってて。すぐ終わらせ

て行くから！｣

｢お気になさらず。笑

待ってる間、お部屋探ししとくから(笑)｣

圭｢お前まだ決まってないの？笑

まぁどっちにしろ急ぐから。じゃあ後で。｣

｢うん、また後で。｣

仕事終わりのその足で私達の行きつけの居酒屋さん

へ向かう。

お店に向かって歩いていると、

？｢あの！すいません｣

後ろから声がして。

振り向くとそこにはちょっといかつくて、マスクを

したおしゃれな男の人がいた。

？｢これ、落としましたよ｣

｢あ！ありがとうございます！

入社式の日、母にもらったキーホルダーなん

です。

私にとっては大切なお守りみたいなもので。

無くすところでした！ほんとにありがとうございま

す｣

？｢あ、いえ！

無くさなくて、良かったです(笑)｣

｢お名前お伺いしてもよろしいですか？｣

隆｢あ、あの。

あんまり僕に会ったって周りの人には言わないで

欲しいんですけど。

今市隆二って言います。三代目ってグループの

ボ｣

｢ええええ！(小声)

知ってます知ってます！プライベートですか？｣

マスクを外しながらそう言う今市さんを見て

驚きすぎてつい悲鳴を上げそうになった口を慌てて

手で抑える。

何気に今市さんの話を遮ってしまった。あちゃー。

隆｢そうなんです。

これからメンバーと月一飯会っていうのをやる

んです(笑)

そちらはお名前なんていうんですか？｣

｢Aっていいます！

じゃあそちらにメンバーさん来るんですね！

ちなみにどちらでやるんですか？｣

隆｢すぐそこの居酒屋なんですよ。

俺らよくそこ行くんです｣

｢えー！私もよく行くんです！

しかも今日同僚とそこで飲む予定なんです(笑)｣

隆｢えー！すげぇ偶然！(笑)

じゃあ俺ら同じ所に向かってたんですね笑｣

｢ですね！笑｣