黄色の畑 (ページ18)

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たなっちside

それからあいりちゃんとはよく会うようになった

たな「あ、あいりちゃんやっほ。もう学校帰り？」

と言うと、イヤホンを取って

あいり「こんにちは、たなっちさん。そうなんです。帰宅部で友達いないんでいつも早いんです笑」

たな「おれは部活やってたけど俺の学生時代と同じ感じするわ笑」

あいり「そうなんですか？たなっちさん友達多そうなのに。」

たな「いやー、根暗インキャなエロガッパなんで」

あいり「自虐がすごいですよ笑」

たな「ごめんごめん笑そういえばずっと思ってたんだけど、いつもイヤホンしてるけど何聞いてるの？」

あいり「あー私、インディーズバンドが好きで、よく聞いてるんです。」

たな「へぇ～。例えば？？」

あいり「知ってるかわかんないですけど、
『彗星』っていうバンドとか…」

たな「えっそれ聞いたことある！YouTube見まくってた時出てきて、ハマってた。ライブも行ったことあるよ」

あいり「そうなんですか!?私も行ってたから、もしかしたら会ってたかもしれませんね！」

たな(あいりちゃんすごい嬉しそー目キラキラさせて。まさかこんな共通点があったとは。ますます知りたくなってきた)

たな「今日はちょっと無理だけどさ、俺またあいりちゃんのバイト先行くからその時話そうよ」

あいり「ほんとですか!?じゃあ待ってます！」

たな(待ってますだって、、、よかったな、俺。)

[すみません作者です。バンド名などは実際に存在するものではないのでご理解を。]