早く追いつきたい③ (ページ19)

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怖いもの② ページ19

理々杏 side

マネ「理々杏！大丈夫だった？」

理々杏「私と麗乃は大丈夫なんですけど
さくちゃんとAがちょっと気分悪くなっちゃって」

マネ「2人ともゆっくりでいいから歩けるかな??」

遠藤「はい……」

「ｺｸｯ…」

中村「A厳しそうだったら私運ぶよ？」

「……んん……」

理々杏「無理そうだね、、」

マネ「１個車椅子持ってきたからさくらを
そっちに乗せて麗乃はA運べる？」

中村「分かりました。」

麗乃はAを抱えて

私はみんなの荷物を持って

レッスン室までとりあえず向かった。

もう既に着いているメンバーも多くて

中に入ると少しざわついた。

2人を奥に座らせて様子を見ることにした。

賀喜 side

レッスン室に着くとさくちゃんとAが
体調を崩していると伝えられた。

まゆたんと2人の元に向かった。

賀喜「大丈夫だった??」

「うん…よくなってきた…」

田村「さくは？どう？」

遠藤「まだちょっと気持ち悪いけどさっきよりは…」

田村「そっかそっか……」

どうやらさっき少し地震があった時に

エレベーターが止まってしまったらしい。

止まるだけでよかった。

「私もうだいじょぶだから着替えてくるね」

田村「一緒に行こうか？」

「ううん、さくちゃん見ててあげてーー」

Aのことが心配だったけど

顔色もさっきよりいいし、さくちゃんもいるから

この場に残ることにした。

A side

更衣室に寄る前にレッスン室あたりを

少し歩いた。

理々杏さんと麗乃さんを探さないと。

理々杏「Aー？もう大丈夫なのー？」

「あ、理々杏さん、麗乃さん、！」

中村「顔色だいぶよくなったね、よかったーー」

「ありがとうございました、ごめんなさい、、」

理々杏「大丈夫だよー！元気になってよかった！」

中村「さくらちゃんは？」

「さくはまだ休んでます」

中村「そっかそっか、、早く良くなって欲しいな」

理々杏「Aは狭いところ苦手なの？」

「そうなんです、、なのにエレベーター乗っちゃって」

理々杏「ここ階段はきついからねー！
またなんかあったらいつでも声かけてね！」

「ありがとうございましたっ！」

麗乃さんも理々杏さんも優しくて安心した。

さくちゃんも良くなったら

また2人でお礼しに行かないとだね！