怖いけど�� ページ20
Aside
『えっ！？なんで来たの？』
『うわ、Aじゃん！』
『やめたんじゃないのかよー！』
ごく普通の日常を祈って
教室のドアを開けたけど
期待通りに行くわけがなくて
初めから言われっぱなし。
気にしないと思って席に着くけど
すぐに苦手な人達が寄ってきた。
『ねぇ、乃木坂になったからって
調子乗ってんの？笑
すごいねぇって言われに来たの？笑』
「いや…」
『乃木坂ってそんなすごいわけ？笑』
『Aが入れるほど低いグループなんだー笑』
「やめて…」
『なに？言い返せないの？笑』
「やめてって！」
大好きな乃木坂をバカにされて
怒りが抑えられなかった。
『は？うちらに言ってんの？』
「乃木坂の名前もう二度と口にしないで」
やっぱりこの空間には居られないと思って
荷物を持って教室を出て家まで急いだ。
家のドアを開けると
お姉ちゃんが走って出てきた。
真夏「A？やっぱり無理そう？」
「……」
真夏「いいよ、無理なら変えるとか
対処はいくらでも方法あるんだから。」
お姉ちゃんはそう言って抱きしめてくれた。
ずるいよ。今そんなのされたら耐えられない。
「ごめん…ごめんなさい…うわぁぁぁぁん」
真夏「無理させちゃったね、ごめんごめん」
リビングに移動してもお姉ちゃんは
ずっと話を聞いてくれた。
「乃木坂のことバカにされて耐えられなかった。
自分のこと言われるのは慣れてるし
強くなったから大丈夫って思えた。
でもやっぱり乃木坂のことは悪く言われたくない
そう思ったの。」
真夏「そっか、そうだね。
なんか他にされたりしなかった？」
「うん、すぐ帰ったから。
でも下駄箱も机も傷だらけだった。」
真夏「そこまで……
これからの学校のことはまた相談しよ？」
「ごめんね？」
真夏「Aが辛い思いする必要ないの。」
お姉ちゃんはいつも人のことを考えてくれる。
前までなら頼らないで相談もしないで
このまま通い続ける事を選択してたけど
今は頼ることを知ったから
だから決められたし
自分のことを主張できるようになった。
これも乃木坂に入ったからなのかも。
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千星(プロフ) - 続きがとても楽しみです！ (2022年10月13日 1時) (
レス) id: cdfbe05b8e (このIDを非表示/違反報告)
1.2.3.wawawawawa - さくちゃんとかっきー、あやれい達と一緒にダンスを練習するのが見たいです！ (2022年8月21日 20時) (レス) id: 2050ea259a (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - パピコさん» コメントありがとうございます！こちらこそお忙しい中で読んでいただけて嬉しいです〜！ぜひリクエストがあれば気軽にお願いします！これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2022年7月12日 14時) (レス) id: 9e977f1bb1 (このIDを非表示/違反報告)
パピコ(プロフ) - いつもこのお話が更新されるのを楽しみにしています…！忙しいとは思いますが、これからも更新頑張ってください！！ (2022年7月7日 17時) (レス) id: 76baafea34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら | 作成日時：2022年6月20日 23時
