怖いけど�� ページ19
Aside
「話ってなーに？」
お姉ちゃんに呼ばれて
リビングのテーブルに向かい合って座る。
真夏「あのさ…A中学のことなんだけど…」
「中学…？行ってるじゃん。」
真夏「週に何回かだけとか別室でとか多いからさ
お仕事も一旦落ち着いてきたし
お勉強もやっておいた方がいいと思うの」
「うん…でも……」
真夏「怖い？」
「………だいじょぶ、行く、ちゃんと」
真夏「ほんとに…？」
「だってそうするしかない…」
真夏「飛鳥とかもちゃんと見てくれるって
だから何かあったらすぐ教えて？」
「分かった。ありがとう。」
真夏「うん…」
「大丈夫だから笑
ちょっと今日疲れたからもう寝るね、おやすみ」
真夏「うん…おやすみ」
学校のことなんて
そんな急に言われると思ってなかったから
びっくりしたし本当は嫌だったけど
お姉ちゃんが私のために言ってくれてるのは
分かってるからとりあえず大丈夫って返したけど
やっぱり怖いよ…。
でも少しは強くなったよね…大丈夫…
真夏「おはよう、もう今日から行くの？」
「うん、行ってみる」
真夏「嫌だったらさ、帰ってきて大丈夫だから…」
「ううん、頑張るよ、ありがとう」
真夏「うん…ご飯食べよっか」
「うん！」
お姉ちゃんはさすがに次の日からとは
思わなかったらしくて
目をまんまるにしてたけど
今日行かなかったら行けない気がして
1歩踏み出してみることにした。
「もう食べられないや…緊張してるのかも笑」
真夏「明日からとかでもいいんだよ？
来週でも大丈夫だし…」
「大丈夫だって〜笑 行ってくるね」
真夏「ほんとに！気をつけてね…」
私が頑張ろうって思ってるのに
お姉ちゃんはずっと不安そう…笑
大丈夫。頑張るよ。
まず、地元の中学校は引っ越したところからは
少し遠いんだよね…
まだ眠いのに…汗
学校の最寄りまで来て
そこからはすぐだけど
自分でも分かるくらい少しずつ足が重くなる。
嫌だな…
別室登校ばっかりで教室はいるのも久しぶりだし
仲いい子…いないんだよな…
重い足をあげて
ようやく昇降口まで来た。
"秋元 A"
靴箱のロッカーには
そう書かれたボロボロのシールが貼ってあった。
嫌な予感しかしないけど…
でも慣れてるっちゃ慣れてる。
でも乃木坂になったから
中学生になったから
変わるかもしれない。
そんな期待もありつつで
教室のドアを開けた。
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千星(プロフ) - 続きがとても楽しみです！ (2022年10月13日 1時) (
レス) id: cdfbe05b8e (このIDを非表示/違反報告)
1.2.3.wawawawawa - さくちゃんとかっきー、あやれい達と一緒にダンスを練習するのが見たいです！ (2022年8月21日 20時) (レス) id: 2050ea259a (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - パピコさん» コメントありがとうございます！こちらこそお忙しい中で読んでいただけて嬉しいです〜！ぜひリクエストがあれば気軽にお願いします！これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2022年7月12日 14時) (レス) id: 9e977f1bb1 (このIDを非表示/違反報告)
パピコ(プロフ) - いつもこのお話が更新されるのを楽しみにしています…！忙しいとは思いますが、これからも更新頑張ってください！！ (2022年7月7日 17時) (レス) id: 76baafea34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら | 作成日時：2022年6月20日 23時
