助けてくれたのは…�� ページ47
真夏side
玄関を開けたら
なぁちゃんだけじゃなくて
抱えられたAが居てびっくりした。
怖い思いをしたんだろうけど
そんな感じには見えない
Aの安心した表情。
きっとなぁちゃんが
たくさん声かけてくれたんだな。
とりあえずAをベッドに連れて行って
なぁちゃんと待ちに待ったお鍋の日！
準備を始めることに！
七瀬「なんかAちゃんとはさ
卒コン辺りでしか一緒に活動出来なかったけど
テレビとかで見てると変わってきてるなぁって
私でも感じるから成長してるんだろうね〜」
真夏「え〜なぁちゃんからもそう見えるってことは
すごい成長だね〜！
お見立て会の時になぁちゃんが
振り付け教えに来てくれてた時に
Aがすごい嬉しそうにその話してきて笑
なぁちゃんに教えてもらったこととか
すごい大切にしてるから
成長出来てるのはなぁちゃんのおかげでもある！」
七瀬「ななのおかげ〜？笑」
最近お仕事はどう？とか
誰かと会った？とか
色々話していたらあっという間に準備ができた。
七瀬「うわ〜美味しそう〜」
その匂いにつられてか
目を擦りながらAが部屋から出てきた。
七瀬「おはよう〜笑」
「なな、せさん…？…あっ！
ありがとうございました！」
寝ぼけていたのか家になぁちゃんがいる事を
不思議に思うAだったけど
すぐに状況を理解してお礼をしていた。
七瀬「もう痺れてない？目も変じゃない？」
「…はい！大丈夫です、七瀬さんのおかげです。」
目の前でニコニコしながら話すふたりを見てると
こっちまで微笑ましくなってくる。
真夏「お鍋食べよっか！」
はじめての3人とは思えないほど
会話が弾んで
なぁちゃんとAはすっかり仲良しになって
今は2人でソファで寝ている。
姉の私が言うことじゃないけど
なんだか姉妹みたい笑
なぁちゃん、助けてくれてありがとう。
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作者名：そら | 作成日時：2022年3月13日 0時
