早く追いつきたい (ページ36)

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夢みたい① ページ36

Aside

あぁ緊張する…。
洋服これでいいかな…？
何お話しようかな…？

今日は初めてお休みの日に先輩とお出かけする。
今もすごい楽しみなんだけど、
何より緊張する…！

先輩のお休みの日を頂いてるわけだから
みんなで楽しい思い出作りたい！

予定より15分ほど早く家を出た。
遅刻したら迷惑かけちゃうからね…！

目印のオブジェの前に立って
もう一度身だしなみを確認する。

忘れ物がないことを確認して
キョロキョロしながら先輩方を待つ。

「あ…！」

すぐに見つけられた。
だってだってオーラが出ているんですもん。

山下「お待たせ〜待ったー？」

「おはようございますっ！待ってないです！」

山下「緊張してる？笑
せっかくのお休みだから3人で楽しもう〜！」

美月さんと少し話していると
緊張がほぐれていくのを感じた。

山下「あれ〜まだかな〜」

2人で待つこと3分くらい。
美月さんの奥からまたまたオーラを感じ取ったけど
こちらに気づいてまだ気付いていない
美月さんを驚かせるらしくて
シーって合図を貰った。

山下「どうした？」

「あ、いや…！笑」

『…っわぁ！』

山下「え！なに！？…びっくりした〜笑
やられた〜笑」

葉月「いぇ〜い笑ごめんね待った〜？
待ったよね、ごめんね〜」

「全然大丈夫です！
今日はよろしくお願いします！」

葉月「うん！楽しもうね！」

山下「じゃあ行こっか！」

そうです。今日ははづみづこと
山下さんと向井さんとお出かけの日です！

はづみづ実は大好きで
目の前でやり取りを見れるだけで幸せ…！
まるで夢のようだった。

山下side

山下「ねぇ〜葉月まだ〜？」

向井「待って！あと1枚あと1枚！」

数分前に葉月がAと写真撮ろうって言って
撮影会が始まったんだけど…

私の番が全然回ってこないんです！

山下「そのポーズさっきもやってた〜！」

向井「でも全く同じAはないのー！ねー？」

「ふふ笑…はい笑」

山下「ほら〜Aも笑っちゃってる〜！」

向井「仕方ないな〜また撮ろうね！」

とこんな感じで私の出番！
結局私も葉月と同じくらい
撮って携帯のフォルダが可愛いAとの
写真で埋められました。