手、繋ごっか。２ （日本代表・短編集）

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A「 今日のお食事楽しかったです！ 」


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また電話かけてる。


いい加減俺だって我慢の限界


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きっとその会社の奴だってAに
俺がいることくらい知ってんだろ？


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なのに、Aに付きまとってさ、
ほんと今すぐにでも殴ってやりたいくらい


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祐樹「 ねぇ、A 」


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そう言い、Aの首筋に唇を這わす


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A「 …あｯ､んｯ……ごめんなさいｯ///…､ちょｯ 」


会社「 ちょ、Aちゃん？ 」


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甘い声を漏らすA


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Aが携帯を持つ手を緩ませた隙に
俺は携帯をとった


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祐樹「 あ、もしもし？
誰だか知りませんがAはあんたになんか
興味なんですよね(笑)
お取り込み中なんで失礼します 」


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ブチっ、と電話をきる


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A「 ……は､ずかしいじゃんかｯ…/// 」


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俺、妬かせたらこーなんの。


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祐樹「 続きシとく？ 」


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end.

甘い朝　・扇原貴宏→←電話越しで　・大津祐樹

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