悪魔のような女

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沖矢side

あのぼうやに金谷Aのことを聞き

戸籍やいろいろ調べたが一切出てこず

偽名か、仕方ないまた今度理由をつけて会おう

と思いつつ

有希子さん直伝の料理を作ろうと

冷蔵庫を開けたが、買い置きがなく

近くのスーパーへ出かけた。


するとぼうやに送られて来た顔写真とそっくりな女が酒売り場の前でボソボソ言っていたので

近づいて見た。


するとその女が言っていたのは


A「ジンあるんだ。ベルモットも、すごいわねここのスーパー。バーボンはさっき会ったし飲む気にならないわね。スコッチは…。うーん、ライ、赤井さん飲もうかな。」


と驚きの内容だった。

内心焦りつつも何事もなかったように話しかけた。


すると俺の顔を見た女が

A「沖矢昴。」

と言ったのだ。

なぜ知っている？

本物の方のこいつの知り合いか？

と疑問に思いながらも話を進めていくと


墓穴を掘っていたのが気に食わなかったのか

走って逃げてしまった。


追いかけようと思ったが

かごには卵が入っていたのでやめた。

帰ってもう一度調べるとするか。

と、思いながら

レジへと向かった

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