初恋は突然に (ページ6)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:9,894 hit

6 ページ6

大橋side

先生の話も終わって放課後〜！！
今日は全学年学校終わる時間一緒らしいんよ！

和｢大ちゃん！ちょっと行ってくるわ！｣

大｢おん！｣

俺は大ちゃんと一旦別れ野球部の部室に走った
藤原先輩…おるかなぁ

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

和｢ここか…｣

小屋みたいな所やなぁ、よし！入るか！

小さくノックをしてドアノブを回す

和｢失礼しま〜す、｣

ドアを開けると…藤原先輩！？
部室の中には1人しかおらんかった

丈｢…誰？｣

声もすっごいええ声やなぁ
…って思ってる場合ちゃうわ！！

自己紹介せんと！

和｢1ｰ3の大橋和也っていいます！！｣

丈｢新入生なんや。俺は2ｰ2の藤原丈一郎｣

下の名前丈一郎って言うんや〜！！男らしい！！

丈｢んで、ここになんの用なん？｣

その言葉を聞いた瞬間俺は深くお辞儀をする

和｢俺をマネージャーにしてください！｣

丈｢…は？｣

部室に先輩のポカンとした声が響く

和｢お願いしますっ！！｣

そんなのもお構い無しに俺は頭を下げ続ける

丈｢そんなん、俺1人で決められへんし…｣

あ、そりゃそうやんなぁ…俺は頭を上げる

和｢そうですよね…すいませんっ｣

どうしようかと悩んでたら部室のドアが空いて

村上先生が入ってきた！！

和｢村上先生っ！｣

村｢大橋やん〜こんなとこでどうしたん？｣

和｢マネージャーになりにきました！｣

俺の大きな声が部室に響き渡る

村｢…ええよ。採用｣

和｢へ…？｣

村｢え？マネージャー、なりたいんやろ？｣

ならせてくれるん！？てか村上先生に決定権あるの！？

村｢野球部の顧問、俺やから笑｣

えぇぇぇ！？そうなん！？驚きなんやけど！

俺が1人でテンパってたら藤原先輩が声を上げた

丈｢え！？ほんまにええんですか！？｣

村｢こいつなら大丈夫やって｣

2人で話してることが理解できひんけど…

村｢大橋、今日からよろしくな！｣

大｢はい！｣

なれたのはほんまに嬉しいんやけど…

藤原先輩が複雑そうにしてたんが気になった