3話 ページ4
朝食を食べている時、ふと思った。
『…母さん…最近会ってないな…』
龍之介「ああ、そうだな…俺達は仕事があるし…A、行ってみたらどうだ?」
母さんは元から体が弱く、入院しているのが殆ど。
私も入試やら何やらで会いに行けなかった。
『…そうする、ごちそうさま。』
杏香「あ、お母さんの病院行くなら何か持って行ったらどう?お母さん、よくなってきてるらしいし…」
すると姉さんはパンッと手を鳴らし、
杏香「そうだわ!パンでも持っていって!安くて美味しいって言うパン屋さん近くにあるのよ。お小遣い渡すから好きなの買ってね。」
『ん、ありがと。』
私は私服に着替え、お気に入りのロングカーディガンを羽織った。
『行ってきます。』
私の家は大きな神社だ。
"京大社"と言う。
正月は勿論、七五三や結婚式などの行事を行う時は大盛況。
その他の年中行事もかなり有名である。
父さんは宮司、母さんは禰宜、兄さんは若くして権宮司、姉さんは巫女。
ちなみに凛太郎と凛子は「将来、お父さんやお母さんのような立派な人になるんだ!」と言っている。
この"
そんな事をぼやーっと思いながらパン屋へ足を運ぶ。
『…"かまどベーカリー"…』
かまど…どこか引っかかる名前だ。
胸騒ぎがしたが、気にしず中に入った。
カランカラン…
無機質な鳴子?のようなやつが鳴る。
中には赤みがかった髪で花札?のようなピアスをした私と同じくらいの少年が店番をしていた。
???「いらっしゃいまs…………、!?」
???「…………A…!?」
__________
藤襲市は藤襲山からとりました。
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靉(プロフ) - 喜んでもらえて何よりです!紹介してくださりありがとうございます!!気が向いたらまた何か描くかもしんないです!!!(段々クソデカボイス) (2021年1月5日 19時) (レス) id: b86c248f05 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - うぉぉぉぉぉ見ました!!!すげえ!!可愛い!!任務中でも泣いてるっていうのがもう夢主ちゃんですね!!!ハイ!!!(興奮)ありがとうございまぁぁぁす!!後で小説紹介させていただきます!!マジで!ありがとうございましたッッ!!!(大感謝) (2021年1月5日 17時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:靉 | 作成日時:2020年11月30日 0時