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-エースside -
エース「…エル〜？」
何度ノックしても返事はナシ。
エース「意地張っちゃってる〜？」
エース「な〜あ〜、欲しかった化粧品買ってやるからさ〜…」
エース「……悪かったって…」
…ここまで返事しないのは初めてだよ。
エース「入るからな。……………本当に入っちゃうよ？……………ガチではいるからな！？」
ジック「早く入れって」
エース「いたのかよ」
兄貴に押され、エルの部屋へ入室。
机には向かっておらず、ベッドで眠っていた。オレはベッドに座り、妹の寝顔を覗き込む。黙ってればこーんなにカワイイんだけどなぁ…
エース「………さっきも言ったけどさあ、悪かったって。
兄貴から聞いたけど、アレ作ったんだっけ？
…今まで食べたチョコよりめーっちゃ美味かったぜ。
今度何か欲しいもの買ったるから、なっ？」
そう大きな独り言を呟いていたら腰に何か巻きついた。
…コイツ…
エルが抱きついていた。
エル「……それホント？」
エース「いつから起きてた？」
エル「『意地張っちゃってる〜？』ってとこから」
エース「全部聞いてんじゃん起きろよ」
エル「フェシリテコスメティックのグロス買ってー！」
エース「お前本っっっ当に可愛くねー！！」
エル「え、今まで可愛いって思われてたの？…シスコン？」
エース「オメーもブラコンだろうが！オレに100歳になってから死ねなんて長生きしろと言ってんのと同じだぜ？それに今何で腰に抱きついてんの。オレの事大好きかよ」
エル「あれあたしそんなん言ったっけー」
エース「言いました〜！グロス買ってやんねーぞ」
エル「あっ！ヤダ買え！」
エース「命令かよ！？」
それから何で喧嘩したのか忘れて、今度コイツの買い物に付き合うって話になった。
後日、オレの財布の中身が寂しくなったのは言うまでもない。
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奏 - いやー何回読んでもいいですね！更新待ってますから…お願いします更新してください… (2022年10月26日 21時) (
レス) @page15 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 面白かったです！絵上手ですね！私もデジタルでかこっかな〜！んと、頑張ってください！更新待ってます！ (2022年10月11日 21時) (レス) @page15 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
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