ラウンドテーブル【ツイステ】【レオナ・キングスカラー】 (ページ10)

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8th turn ページ10

ーAsideー

ﾚｵﾅ「ガキと言えど、俺の前で女に手を上げるなんて随分と自分の愚かさが分かってねぇようだなァ？」

『あっ…レオナぁっ…！やめ…』

ﾚｵﾅ「黙っとけ。

今は珍しく機嫌がいいんだ。」

ﾎﾞｽ「！！、その顔…その傷…！まさか……あの第二王子…！？」

ﾚｵﾅ「あの第二王子で悪かったなぁ。

夕焼けの草原(ここ)での女の扱いは分かってる筈だろ？

今すぐにでも貴様に制裁を下しても構わないんだぜ？」

『やめてレオナ…それ以上は…！』

アタシを無視してボスに語りかけるレオナ。

ﾚｵﾅ「明日の朝日を拝みたいのなら今すぐ退け。

貴様らを砂に変えて何も残らないようになりたくないならな。」

不敵に笑う彼。

アタシも少し怖くなったけど、それでもアタシを庇ってくれてると思うと少し嬉しい。

それと同時にその姿がなんとも言えないくらいかっこいいと思ってしまうのは一体何故なの？

結果、ボスはその場にいた人達の証言のお陰で牢屋行き。部下達も勿論。

『じゃあ、アタシも牢屋行きってわけだ。』

ﾛﾚﾅ「A…」

ﾚｵﾅ「…」

『ほら、連れてってくれよ。』

レオナはしばらく黙ってからアタシの耳元に口を近づけた。

ﾚｵﾅ「お前は遊び相手になってもらう。」