妄想短編集【BL】

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「や、ぁ……！イッちゃ…」

「良いぜ、イけよ。」

「んっ、は…っぁああ！！」



ビクビクッ


身体を痙攣させながらイッた羅偉。


締め付けがすごくて、まだ余裕だった俺もイッてしまった



「くっ……っあ、」




.


.


.




「今日の亜井、S！」

「ははっ、ごめんって。」


服を着ながら、謝る。


頬を膨らましながら「まあ…良いよ？」と赦してくれる羅偉も好きだけど




「喘いでる羅偉も好きだよ」

「な、う、うるさいっ！」

「顔真っ赤」

「うーるーさーい！」



もうっ！とポカポカ殴ってくる


痛くないんだけどなぁ



「来年は一緒に仮装してもらうからね！」

「え、めんどくさ……」

「僕、赤ずきんになるから！」

「何それ、フリ？」



来年"も"狼になれってことか


「違いますー。おばあちゃんね！」

「……はあ？」



狼ちゃうんかーい(棒)


ん？でも狼って……



「おばあちゃんになってから、狼になるでしょ？」

「……それ、襲えって言ってるのと同じだぜ？」



良いのか？という目配せをすると、羅偉が背伸びをして耳元で





「_________亜井じゃなきゃ、イヤなの…♪」



可愛く、あざとい感じで呟いた。


もしかしたら、羅偉の方がウワテだったりしてな……？

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