妄想短編集【BL】 (ページ3)

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「俺、狼になろっかな」

「狼って、なん…ッ」

またキスをする。

コイツキスの仕方が下手だから、長いキス出来ないんだよなぁ

「や、ぁ…ん。狼、は？」

「ん？今、狼」

「なっ……狼ってそっちの？！」

なーにを今更。

「魔法使いさんに、魔法をかけられる前に美味しく頂きます。」

「ん…っ！っは、やぁ………」

部屋に響く水音に、羅偉が顔を真っ赤にする

角度を変えてするキス

慣れてるはずなのに、羅偉が魔法使いの格好をしてるだけで興奮する。

「なあ…今、ナニしたい？」

「ナニって…………たぃ」

「聞こえませーん」

グッと生理的な涙をこらえている羅偉

そんなところも可愛いって思う俺は、多分恋煩い。

「え、えっち…したい」

声ちっさ。

ま、いーか。

「そんな時に言うセリフ、あるだろ？」

「まだ言わせるの！！」

「当たり前」

恥かしそうに顔を俯かせながら、一言。

「僕の…グチュグチュに、っ……なってるところに、亜井-ｱｲ-の……挿れてくださいッ………！！」

「……はい、良く出来ました。」

女みたいな名前、嫌だと思ってたけど

羅偉に呼ばれるのは悪くないかな