おいぴい牛乳【宮侑】

先生の阿呆！ ページ17

『…は？』



いや待て、思考停止する。今、先生なんて言った？




｢ほんま、申し訳ないんやけどなぁ

男子更衣室の掃除頼むわ、すぐ終わるやろ｣




いや、良くない。意味がわかんない。私は女子なんですけど。職員室を放り出され、唖然とする私。そんな隣で侑は笑いが抑えられない様子。ほんまウザ





｢A…ﾌﾟｯ…女子として見られてないやんｯ｣




くそ…先生の阿呆！いや、別にええよ？男子更衣室ぐらい、男のパンツ見ても興奮せんわ。逆にどこに重要あんねん！





『さっさと終わらせよや』


｢まぁそやな｣





まぁ、ってなんやねん。男子更衣室へのドアを開け、中へはいる。マジで空気悪い、嫌なんだけど普通に。
汗臭いし、男臭いし、汗臭いし。





『とりまロッカー拭くから雑巾やな』




そう言って濡れた雑巾で埃っぽいロッカーを綺麗に拭く。使っているロッカーは侑にやってもらうことに。




｢あれやない？

男子更衣室に2人きりってめちゃパワーワードやない？｣





『侑、変なこと考えとんのか？

やめろよ』



｢誰もお前の体に興味無いわ！！｣





いや、酷いな侑。男子から言われると少し心に刺さるもんなのよ？もうちょっとオブラートに包むべきなんじゃ…ん？




『！ ちょい侑！誰かきた！


や、やばいんやけど』




｢は、はよこのロッカーに入れ！｣





そう言って私をロッカーに強引に詰める。いや、痛い。てか狭い……

てか









なんでお前も入ってんねん








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