おいぴい牛乳【宮侑】

日直なんて嫌だ ページ16

｢なぁ｣


『ん？』




｢なんで俺ら日直なん！？｣


『知らんわ、順番回ってきたんやろ』




｢嫌や、やりとうない！｣と駄々を捏ねていますが、あなた今何もしていないでしょう。日誌書いてるの私ですが？






『はよ終わらせて帰ろうや』



｢ほんまそれ。せっかく部活ない言うのに｣




週に1度のoff。まぁせっかくの休みやしなぁ、、はよ帰らせたくなってしま…わないけどな。侑やから全然ええわ、これが治君とか銀島君やったら帰してあげてたかもしれんけど。



あ、角名は例外な。あいつは侑と同じ枠やわ






『日誌書いたら次どうするん？』


｢掃除｣


『まじか帰りたいわ』




この学校は日直が掃除をすると言う変なルールがある。なんでやねん、本当に…掃除班作れやボケ。





｢あ、先生に教室の掃除やなくて

他を掃除して欲しいって頼まれたわ｣



『え、どこ？』




｢それは知らん。日誌渡した時に言われんとちゃう？｣


『あーね』






｢うわ、でた！｣と急に叫ぶもんだからびっくりしたわ。なんなん急に





｢あーね、って嫌やわ｣


『は？別にいいやろ』




｢なんか適当に返事しとるようで嫌やねん！｣


『知らんわ阿呆！

なんで毎回お前の気持ち考えなきゃあかんねん！』







｢ええやん｣と言ってくるが侑はほんまコロコロ気持ちが変わるから毎回それに応じてとか嫌すぎやろ。






『あーもう。ほら日誌私に職員室行くぞ』




｢はいはい｣


『うわ、うざ！』

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