推しとの恋はダメですか？ (ページ31)

今日:16 hit、昨日:27 hit、合計:100,791 hit

帰り道ページ31

そんなこんなで勉強会は終了し、それぞれ帰宅することとなった。

クロのお家だったため、研磨はすごく近くすぐに帰っていた

私も早く帰らないと…

黒「おじょーさん」

A「え？！？！」

名前で呼ばれていたため、まさかクロのおじょーさん、私に向けてversionが聞けると思わず、思っていたよりも大きい声で反応してしまった

黒「驚きすぎ(ぶひゃひゃひゃ」

A「すみません！、えとなんですか？？」

黒「送ってくよ」

そう言ってぼけっとしてる私の横を通り前を歩く

もう夕方で多分家に着く前に暗くなってしまうから、正直とてもありがたいが迷惑じゃないかと心配し、進み悩んでいると

大丈夫といいたげなかおで笑いかけてくるものだから、大人しく送ってもらうことにした

黒「みんながさ、名前で呼ぶことになっただろ？」

A「え、あそうですね、研磨以外はちゃんかさんですけどね」

みんなから呼んでもらったことを思い出し少しにやける

黒「…研磨を除けば、名前呼び俺だけだったのになぁ、なんて」

A「え、え？！」

それは、どういう意味なのか、わからないけど、そういう意味ならいいな、と少し、欲張りな自分がでてきた

黒「俺のこともさ、名前で呼んでくれてもいーんですヨ？」

A「て、つろ先輩」

昔からクロと呼んでいたため名前で呼ぶのは違和感がすごく、でもまさか本人から呼んでいいと言われる日が来るとは思わず、顔に熱を帯びる

黒「やっぱり、なしで」