CUTE ページ5
しばらく姉さんの肌の感触を堪能していると、珍しく姉さんが沈黙を破った。
『…ねぇ、英』
「何、姉さん」
『英はさ、私のどこを見て好きになったの?』
俯きながらそう言う姉さんは、何処か少し寂しげに見えた。
「うーん、そうだなぁ」
俺は少し顔を傾け、赤らんだ耳を舌で撫でる。
途端、電流が通ったかのように震え、小さく声を漏らす姉さん。
『ッちょ、あき、ら』
「はは、可愛い」
『私は真面目に…』
「はいはい、ごめんね」
姉さんの頭をポンポンと軽く叩くと、子供じゃないんだから、と言いつつ収まった。
扱い易くて、反応も面白くて。
加えて夜は、可愛く俺を愉しませてくれる。
「…まぁ、お気に入りのおもちゃを大事にしない子供なんていないよね」
なんて、意地悪く答えると、姉さんは少しびっくりした顔を見せたあと、ふいと拗ねてしまった。
あぁもう、そういうところだよ。
『も、もう出る』
機嫌を損ねた姉さんはそう言って逃げようとする。
今の自分の姿に気付かないまま立ち上がる姉さん。
ちょうど形のいいケツが目の前にくる形だ。
『……あ、忘れてた…』
「あー、もしかして姉さん、元から俺を誘うつもりだったの?」
『え、いや、これは違くて』
「そうだよね。だっていきなり自分の好きなところ言えとか言うし」
『ま、待って、英』
「しょうがないな、確か脱衣所にゴムが_」
『ごめん、私が悪かったからッ……っあ、』
飽きるまでせいぜい愛してあげる。でも、子供は簡単におもちゃを手放すからなぁ。
まぁきっと、俺が捨てたところで、もう姉さんは俺から離れられないようにしちゃったし。
難しそうだな。まだ捨てる予定はないけど。
…さて、愉しませてよ。姉さん。
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Pisk(プロフ) - 皆様コメントありがとうございます!まだ締め切り前ですが、票数的に変えるということにさせていただくことになりました。 (2017年11月18日 7時) (レス) id: ee29b5f234 (このIDを非表示/違反報告)
くろみ(プロフ) - いちゃこらいちゃこらさしてください! (2017年11月17日 23時) (レス) id: c3ccbd664d (このIDを非表示/違反報告)
るんば(プロフ) - ばっこしイチャコラさせてくださいな!!! (2017年11月17日 19時) (レス) id: 2e90c8097f (このIDを非表示/違反報告)
えいる(プロフ) - どっちでもいいです!どっちにしろ神作品なので… (2017年11月17日 19時) (レス) id: d29efb840e (このIDを非表示/違反報告)
アッちゃん(プロフ) - 私はどっちもwelcomeですよ! (2017年11月17日 19時) (レス) id: b38a6aee5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Pisk | 作成日時:2017年11月14日 18時