竜胆side 好きだった人2 ページ12
｢今日は寒くなくてよかった？」
A ｢だって前は寒いせいでココアを､､､ってあれ？ごめんなさい。最近夢と現実がよく混ざっちゃうんですよね」
｢それって､､､」
A｢マー君！？どうしてここに！」
｢なっ！嘘だろ､､､」
マイキーきやがったか。
マイキー ｢迎えにきちゃった」
A ｢嬉しいんだけどどうしてここにいるってわかったの？」
マイキー ｢竜胆が連れていくとこぐらいわかるからなー」
｢マイキー､､､」
マイキー ｢竜胆。俺が憎い？」
｢､､､全く憎くないって言ったら嘘になる」
憎くいよ。俺は我慢したのにマイキーは兄貴から横取りして､､､
マイキー ｢そっか」
｢行く前にちょっと待ってくんね？､､､これだけ渡させてほしい」
俺は今日Aが来たら渡そうと思っていた物をAに渡した。
A ｢長細い箱､､､」
｢それ､開けないで欲しいんだ。もし開けないといけないって思う日があったら開けて欲しい」
A ｢わかりました。ありがとうございます」
マイキー ｢そろそろ行こっか。竜胆もまたな」
｢ああ」
｢ただいま」
蘭 ｢で？」
｢マジでごめん」
蘭 ｢はは、ホントに居たろ？」
｢あれは本物だわ」
蘭 ｢だろ〜」
｢とりあえず言えるのは相手が手強い」
蘭 ｢マジでそれな〜」
｢無敵のマイキーだぜ？」
｢｢まぁ、渡さねぇけど」」
｢兄貴」
蘭 ｢ん〜？」
｢あのネックレス勝手に渡した」
蘭 ｢知ってる」
｢なんで知ってんの？」
蘭 ｢引き出しに無くなってたから。まぁ、俺も渡すか悩んでたし な」
｢そっか」
蘭 ｢多分Aは記憶のどっかに昔のAがいるんじゃねぇかと思ってる」
｢ああ。俺も思った」
蘭 ｢こうなったら思い出してもらうまで蘭ちゃん頑張るぞ〜」
｢とりあえず今日のこと話すわ。あとで兄貴の話も聞かせて」
蘭 ｢あんなにオレの話聞いてくれなかったのにな〜」
｢ごめんって！！」
その後俺と兄貴で情報を出し合った。
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作者名：愛蘭 | 作成日時：2023年2月27日 0時
