今日も君は可愛い

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すると、コトン、と動けないのにもかかわらず私の目の前にイギリスはティーカップを置いた。

席に座ると、いつもに増して真剣な顔つきになり、こちらを見る。




英「お前、アメリカと付き合ってんのか」



『…………………はは…おいおい、エイプリルフールはとっくに過ぎてるし、来年分のものならフライングすぎるよ』



なんだ、全然真面目な話じゃない。まさかこんな笑えない冗談のために私は連行されたのか……？全然いいがよ。



英「とぼけんな」


『近い近い、距離バグってる大歓喜だけども』



口を鷲掴み。顔近っっ
やめたまえ、ブスになる。君たちの顔面偏差値との差をこれ以上開かせないでくれ。



仏「キャーイギリスって女の子にそういう扱いするんだ〜全然紳士じゃなーい」


英「黙っとけ髭毟るぞ」


『えぇ何………機嫌悪いの……？』



宝石みたいな瞳に私の顔が映る。すげーアホ面なので手を離してほしい。



英「………………………………」


『……………………ええと、アメリカが？付き合ってる？だっけ。君と』


仏「ブッ」


英「違ぇよ！！お前とだよ！！」




どうなってるん？とんでもない誤解されてるのか？



英「アメリカはお前を彼女つってたけど」


『えぇ………あれじゃね、大人になったらパパと結婚するのー的な幼児によくあるあの現象』


英「あいつ幼児じゃないんだが」


『私が食べ物貢ぎすぎて親同然の存在になってしまった……？』


英「育てたのは俺なのにか？」


『それは……私女だし、同性の君には結婚するとか普通言わないんじゃ？』


英「それはそうか………」



さっきからフランスが笑い声殺してるから、イギリスの殺意が収まらないよ。し、死なないでね。



仏「お前ら…真面目にそんな話して……っ
ひー笑った笑った。ま、やっぱり嘘なんだねあれは………アまって落ち着いてお兄さん死んじゃう」


英「大丈夫だ、殴れば治るだろ、頭」


仏「治すって何！？どこも悪くないよ！？」

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