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「何あの光景」
「あいつなにやらかしたの」
食堂では異様な光景が広がっていた。
正座するリエーフの前に、仁王立ちの夜久衛輔
仲介に入る黒尾鉄朗とその後ろで烏野に慰められる和倉A
「あー、……なんか地雷踏んだっぽいです」
'' 意外と小さいよな!!''
と言われたことに地味に傷付いていたA。
そりゃリベロだし身長は関係ないかもしれない、でもAは元ウィングスパイカーだった事もあって気にしていたらしい
と、月島は面倒くさそうに説明した
「お前はいつもそうやって人の地雷を駆け巡りやがって!草原か!お花畑か!」
「?? お花、、?」
「やっくん、リエーフにはそういう比喩は伝わらないよ」
「ゴメンナサイ!もう言いません!」
「よし!ごめんなぁA、こいつはレシーブ練100回増やしとくからそれで許してよ」
「え゛ひゃ、ひゃく!?」
「文句あるかぁ!」
「ナイデス!!」
再度謝る夜久に、澤村も「こちらこそすみません」と謝った。二人のその姿は我が子の喧嘩を止める親の様だ。
「でもA、身長伸びてるだろ?今成長期なんだしさ」
「そうそう。これからまだまだ伸びるよ」
菅原、縁下は屍と化したAに優しく声を掛けた。
「ほら、影山もなんか言えよ。いつも世話になってるだろ」
「? ウス。おいA」
「………なんだよ」
「リベロにして ''は'' 背はある方だから気にすんな」
その言葉にピクッと反応するA。そして西谷。
「お前っ…!夕先輩は小さいって言いてぇのか?!それは許さんぞ!夕先輩はなぁ!懐の広さ世界一なんだべ!!」
「A!庇ってる様で煽ってる!」
影山のお陰(?)で論点がズレ、なんとかAは回復した
その場にいた全員が思った。
「「「今度からすぐ西谷の名前出そう」」」
◇
山「174って男子高校生の平均よりは高いよ」
和「…バレーボールでは小さい」
月「そんなこと気にしてたら西谷さんみたいにはなれないんじゃない?あの人なら気にすんなって言いそうだけど。」
和「……確かに!」
山「(慰めてあげてる…!ツッキー優しい!)」
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てあ。(プロフ) - あいあいさん» ありがとうございます!!大変お待たせしました!これからもよろしくお願いします! (5月25日 19時) (レス) id: 132818d6b3 (このIDを非表示/違反報告)
てあ。(プロフ) - ゆきさん» 怖がってくれてありがとうございます!!そしてこれからもよろしくお願いします!! (5月25日 19時) (レス) id: 132818d6b3 (このIDを非表示/違反報告)
てあ。(プロフ) - たろ。さん» すすすすすみません!!嫌なところで放置していました、、怖がっていただけて嬉しいです、、(?)怖い編終わりました!よろしくお願いします! (5月25日 19時) (レス) id: 132818d6b3 (このIDを非表示/違反報告)
てあ。(プロフ) - 占ツクの作者神さん» 長らくお待たせしました、、頑張って終わらせますので最後まで読んでいただけると嬉しいです! (5月25日 19時) (レス) id: 132818d6b3 (このIDを非表示/違反報告)
てあ。(プロフ) - みかんの缶詰さん» 本当にお待たせしました、、嬉しいお言葉もありがとうございます!そして次こそのやさんのローリングサンダー降り注ぐよう言っておきます! (5月25日 19時) (レス) id: 132818d6b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てあ。 | 作成日時:2020年5月29日 0時