そのじゅうさん ページ14
ーー翌日
教室に入るとなんだか理子がニヤニヤしている…？
「どうしたの？昨日のアヒージョがあたったの？」
「昨日、帰りは大丈夫だった？」
「ああ、大丈夫だったよ！猛君に途中まで送ってもらったから」
「猛君、ねぇ？」
男の子の下の名前呼ぶの初めてね！
理子が嬉しそうに笑う
「今日はなんだかAがキラキラしてるから、もしかして昨日相良さんと何かあったのかな〜って思ってたのよ！」
「へっ！？そ、そんな、猛君は友達よ？」
弁解しても理子は聞く耳を持ってくれなさそうなので、諦めて私は授業の準備を始めた
「もう〜拗ねないでよA〜」
「理子ってば私の話聞いてくれないもの」
「デートの約束とかしてないの？」
「デート…」
〜〜〜
『…もし、嫌じゃなかったらさ、
今度映画でも行かねえか？』
『私なんかで良かったら、ぜひ…！』
〜〜〜
ふと昨日の会話が蘇る
これは…デートなの？？
デートって恋人同士のするものじゃないの？？？
恋愛をしたことがない私にはサッパリわからない
「それは、デートですよ、西園寺さん」
「「椋木先生！？」」
突如現れた椋木先生に、私と理子は一歩後退りした
「あの人のことをもっと知りたい…あの人のそばに居たい…もっと！一緒にいたい！！…そう思ううちに、いつの間にかしてるんです。
恋、というものを」
「な、なるほど…」
「西園寺さん…あなたはいつもキラキラしていて眩い光を放っている…がしかし！今日は一段と輝いてる！！僕は思った、もしや西園寺さんは恋してるのではないか？毎日見るあの人と、もっと話してみたい！そう思ってるのではないか？ってね
西園寺さん……僕はあなたを拒みません
僕らの未来は明るい…さあ！遠慮しないで！
この腕に飛び込んできなさい！！」
バンッ
理子が丸めた教科書で椋木先生を叩くと、椋木先生はスッと音を立てず倒れた
「デートよ、それ。映画デート！」
「デート、か、、」
「ふふ。どんな服着て行くか、一緒に選んであげるね」
理子はまるで自分のことのように楽しそうに笑ってた。
◇
(最初はどうなることかと思ってたけど…相良さんとA、案外お似合いなのかもしれない)
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麻衣(プロフ) - 伊藤落ちお願いします。 (2021年5月30日 14時) (
レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
こもれおLOVE - あと、椋木先生は3組の担任で、山口先生が5組の担任なんですよね。 (2020年8月14日 14時) (レス) id: 773f58e41c (このIDを非表示/違反報告)
こもれおLOVE - アンチじゃないんですけど、三橋と伊藤は3組です。5組の設定だったらごめんなさい (2020年8月14日 14時) (レス) id: 773f58e41c (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 合格おめでとうございます！！おかえりなさい！ (2019年10月20日 23時) (レス) id: 71439fed4b (このIDを非表示/違反報告)
れおっち - 相良くん希望です 受験がんばってください! (2019年2月23日 20時) (レス) id: 5b344a34f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てあ。 | 作成日時：2018年11月11日 21時
