軟高のお嬢様。【今日から俺は！！】

そのじゅう ページ11

「おい、もういいだろ、その辺にしてくれよ」



相良君が片桐さんの肩に手を置く

すると…








「あっはっはっは、悪りぃな！Aちゃん！



怯えた仔猫みてぇで面白くてな！」



と笑い出す片桐さん。









「こっ、仔猫って失礼ですよ！」



「お？なんだ、仔ウサギが良かったか」



「そういう問題じゃありません！」




ちょっとA、と理子に手を握られて我に帰る


私ったらなんて事を！！
開久のトップの片桐さんに言い返すなんて…！


もうだめだ、と本来の目的である相良君の方を見ると


ポカンとしている。









「お？なんだ相良、お前は仔猫ちゃんより、仔ウサギちゃん派だったか」







いやだからそういう問題じゃねーんだって

話が全然噛み合わない片桐さんに、思わずスケバンのような言葉遣いになってしまう





相良君、きっとめんどくさく思ってるよね…

怒ってるかな、と相良君を見ると目があった









「……うん、俺は…仔ウサギちゃん派」






「……何答えちゃってんのよ相良さん、、


もうA、どうなってるの？」









私も分かりません…

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