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you「…」




何か話そうと思って口を開くけど、あれも違うこれも違うと思っていると何も言えなくなる




ヒョンジニは私の二歩前を歩く




あちらも気まずいのかこっちを見ない




コンビニで買い物をする時も静かでなんだか変な感じ




お菓子や飲み物、夜食のラーメンを買ってコンビニを後にする




帰りも何も言わずに着いて行く




そんなに気まずいならなんで来てくれたの




あなたはすぐに吹っ切れてしまう人で、もう好きなのは私だけなのかも




それでも私は…








you「ヒョンジナ」




眉毛を大きく動かしてようやくこっちを見た




Hj「なに?」



you「好きだよ、ヒョンジナ」




Hj「ん、へ?」




you「私の彼氏になってよ」




Hj「やめてよ。そういう冗談




僕本気にしちゃうんだけど」




you「本気なの」





まっすぐ目を見ようと思ったけど恥ずかしくて俯いてしまった




すると荷物を持っていた手が軽くなる




Hj「絶対離さないからね」




私の分の荷物まで持ってぶんぶん振り回しながら歩いている




あーあ、袋破れちゃっても知らないよ




そこからはさっきまで気まずかったのが嘘みたいに楽しく話しながら帰った




何も言わなくてもこっちの宿舎まで送ってくれて、ドアの前でおやすみのハグをしてくれた





今までとは訳が違うハグに心臓が飛び出しそうだ

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作者名:奈津 | 作成日時:2024年1月18日 18時

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