愛されプリンスは女の子3【Stray Kids】

本当は ページ31

ライブが終わった次の日




伊咲ちゃんも余韻を楽しむために近くにホテルをとっていたみたいで会場の近くで会うことになった




きっともうバレてるとは思うけど、だけどちゃんと対面で伝えたかった




どの格好で行くか迷ったけど騒ぎになるのも嫌なので、メイクは女の子で服装はTシャツにズボンという普通の格好にした




ここ１ヶ月で筋トレを頑張っていたから可愛いメイクと長い髪は以前よりも似合わなくなってしまった




ウィッグもしっかり被った




you『ひさしぶりだね！』




すでに待ち合わせ場所で立っていた彼女に声をかけた




『Aちゃんだ…』




やっぱり混乱しているみたいなので私が誘導する




目星をつけていた近くのカフェに入った




ドリンクを頼んで1番端の目立たない席に座る




you『隠しててごめんね








私、スキズのライなんだ』



しっかりと目を見て言った




『…ねぇどうしよう




推しの前で語っちゃった



え、てか認知されてる、夢？』




その反応に思わず笑ってしまった




you『そういう伊咲ちゃんだから好きなんだww』




ドリンクを飲んでふぅ、と息を吐いている




『私と会う時はその格好でお願いします



心臓がもたない…』




you『わかったよww』




モーニングを食べながら話しているとあっと言う間に時間はすぎて、解散しないといけなくなった




『イルステはライペン多いからすごく喜んでるよ！応援してる』




帰り際にそんなことを言ってくれた




you『本当にありがとう』




自分でネットの反応を見る勇気はまだなかったからすごく助かる




また少しずつちゃんと向き合わないとね




また日本に帰ってきた時は会おうねと約束して別れた

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