ー ページ15
『当たったの！好きって言ってたから一緒にどうかなって』
前についヒョンジンの愛犬、カミに反応してしまって詳しいことがバレたのだ
前は好きだったってことにしたんだけど
you『友達とかは…？』
『いるんだけどみんな仕事で地方にいたりして最近会ってないから、今1番仲良いAちゃんと行きたいなって！』
そんな嬉しいことを言ってくれるなんて！
すごく嬉しい、だけど…
いつかは向き合わないといけないと感じながらもまだ彼らを正面から見る覚悟はつかなかった
you『ごめん、私大きい音苦手で』
なんて変な理由をつけて断ってしまった
最近はもうテレビもわりと普通に見る
すると彼らが写っていることが増えた
やっぱりちゃんとは見れなくてすぐにチャンネルを変えてしまうのだけど
でも一瞬私の目に飛び込んでくる彼らが元気そうで安心する
どんどん大きくなっていくのが誇らしい
それと同時に寂しさもあった
私ってほんとわがまま
『そっかーそれはしょうがないね』
そう言ってレモンサワーをぐびっと飲んだ
私はこうやって嘘に嘘を重ねるんだ
私の嘘は自分を守るためだけの汚い嘘だ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 533人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奈津(プロフ) - ツキさん» ありがとうございます（ ; ; ）2日に1回は更新できるように頑張ります！ (12月2日 21時) (
レス) id: cc2dadd4f3 (このIDを非表示/違反報告)
ツキ - 最初から最後まで読みました。途中から泣きました。その話が大好きです。続き、楽しみに待ってますね！頑張ってください！ (12月2日 14時) (レス) @page5 id: dbcdc228a5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：奈津 | 作成日時：2023年12月1日 22時
