逃走 ページ9
***
エド「ウィンリィ、銃を離せ！」
ガタガタと震えるウィンリィに、エドは強く言った。
私はここは私の出る幕ではないと思い、ウィンリィの手から自らの手を離す。
ウィンリィ「…撃てなかった…仇なのに…」
エド「…撃たないでくれ、頼むから…」
ウィンリィ「だって、父さんと母さんの仇なんだよ…
なんで…どうして…」
ウィンリィは、両親のかたきであるスカーに復讐できなかった自分を責めているようだった。
『私、アルの所に加勢に行くね』
エド「は！？お前はウィンリィと一緒に…」
『今はそばに居てあげて、アルの事も心配だから』
私が行くね。と言い残し、私はウィンリィから離れて走り出す。
エド「おいA！！待てよ、Aッ！！」
エドが後ろで叫んで居るのも聞かず、走り去った。
本当は、その場に居たくなかったのかもしれない。
現実を直視出来なかった。
エドとウィンリィの間には、幼なじみ以上の感情があるのなんか、見ればわかる
私の入る余地なんかあるわけが無い…
アルの加勢なんて理由をつけて、私はあの場から逃げたんだ。
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あ - このお話大好きです！更新楽しみにしてます！ (12月21日 2時) (
レス) id: 320108a8ff (このIDを非表示/違反報告)
めりあ(プロフ) - 更新楽しみにしてます (9月25日 22時) (レス) @page28 id: 4dacbef9b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵(プロフ) - なのはさん、miriさん、コメントありがとうございました。ほかの小説を書いていましたが、長らく留守にしていながらもお待ち頂いている気持ちに答えなきゃダメだと思い、やっと更新しました。また更新していこうとおもいますので、よろしくお願いします。 (8月6日 14時) (レス) id: 36d3a8f59a (このIDを非表示/違反報告)
miri - 初コメント失礼します！エドと夢主の関係性がハガレンの物語に凄く良い感じに溶け込んでいてめちゃめちゃ大好きな小説なので続きが気になりすぎて思わずコメントしてしまいました また更新楽しみにしています⭐︎夜宵さんのペースで頑張ってください！ (5月21日 22時) (レス) @page41 id: ad2029d38e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新しないですか？楽しみです！(>_<) (2023年4月9日 2時) (レス) id: bac325c829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YayoiSakura | 作成日時：2022年7月12日 15時
