戦闘開始 ページ35
***
エンヴィー「グラトニー、焔の大佐はダメだが、あの糸目は飲ませてやる」
唐突にエンヴィーが、恐ろしいことを口にした。
エンヴィー「腹減ってるだろ?頭からばっくりいっちゃいな!
いいかい?くれぐれも、兄弟とあの女は飲んじゃダメだ。あの糸目だけだぞ?」
グラトニー「うん!」
元気よくグラトニーは返事を返す。
エンヴィーの言うことはよく聞くようだ。
エド「おっとお?光明が見えてきたぜ。奴ら、オレ達を狩れないようだ」
アル「おまけにグラトニーを少し大人しくしてくれたよ」
リン「…て事ハ……」
リンが武器をかまえ、エドは錬成を開始する。
エド「こうだ!!」
エンヴィーとグラトニーの間に高い壁を築くと、エドとアルはグラトニー、リンはエンヴィーへと向かっていく。
数を見れば一目瞭然、私はリンに加勢することにした。
エド「リン!Aの事怪我させんなよ!」
リン「わかってル!」
私はその場で槍を錬成すると、エンヴィーに向かって走り出す。
その間にもリンは止めどない斬撃をエンヴィーに食らわせているが、再生能力のずば抜けたホムンクルス相手には致命傷とはならないようだ。
エンヴィー「っんのやろ…流石あの『キング・ブラッドレイ』と斬り結んだって言うだけはあるな!」
リン「そりゃドーモ。あんたは…奴と違ってスキだらけダ!!」
エンヴィーが振り切った拳を片手で受け流したリンは、その脇腹に刃を振り下ろす。
見事に命中した、かに思えたが
『……!リン!』
エンヴィー「かかったな」
リンに受け流された腕をにゅるりと変形させ、そのままガッチリとリンを拘束してしまったのだった。
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あ - このお話大好きです!更新楽しみにしてます! (12月21日 2時) (レス) id: 320108a8ff (このIDを非表示/違反報告)
めりあ(プロフ) - 更新楽しみにしてます (9月25日 22時) (レス) @page28 id: 4dacbef9b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵(プロフ) - なのはさん、miriさん、コメントありがとうございました。ほかの小説を書いていましたが、長らく留守にしていながらもお待ち頂いている気持ちに答えなきゃダメだと思い、やっと更新しました。また更新していこうとおもいますので、よろしくお願いします。 (8月6日 14時) (レス) id: 36d3a8f59a (このIDを非表示/違反報告)
miri - 初コメント失礼します!エドと夢主の関係性がハガレンの物語に凄く良い感じに溶け込んでいてめちゃめちゃ大好きな小説なので続きが気になりすぎて思わずコメントしてしまいました また更新楽しみにしています⭐︎夜宵さんのペースで頑張ってください! (5月21日 22時) (レス) @page41 id: ad2029d38e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新しないですか?楽しみです!(>_<) (2023年4月9日 2時) (レス) id: bac325c829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YayoiSakura | 作成日時:2022年7月12日 15時