検索窓
今日:82 hit、昨日:40 hit、合計:39,636 hit

お目覚め ページ26

***



目が覚めた私は、車に取り残されていることに気がついた。



エド達のことだから、寝ている私に気を使ってくれたのだと思う。



すぐ近くの民家に、明かりが灯っているけれど



きっとそこにみんながいるのだろうと思い、車から降りて向かうことにした。



かと言って、無関係なお宅だと困るので、遠巻きに中を覗いて見ると



そこには見慣れた大きな鎧のアルが居た。



良かった、この家で間違いは無いみたい。



『アル、ごめん寝ちゃったみたいで…』



アル「あ、Aおはよう。よく眠れた?」



アルは私の声に気が付き、振り向くと答えてくれた。



『うん、大事な時なのに、本当にごめん!』



アル「いいよいいよ、疲れてたんだと思うし…」



エド「やっと起きたか」



『エド!ごめん!』



アルのかげになっていたのか、アルの傍にエドもいた。



『どう?ホムンクルスは。いい情報あった?』



アル「今から話し合うところかな。とりあえず今は…」



2人の視線の先には、ワイヤーでくくられ、自らの肉でギチギチに縛られたホムンクルスがもぞもぞしていた。



『ふむ。再生力がありすぎるのも、大変そう』



エド「だな。」



マスタング「おや、眠り姫のお目覚めかな」



『あ、マスタング大佐…すみません、大事な時に寝てしまって…』



ぞろぞろと人が集まってきた。



マスタング大佐と、リン、ノックスさんだ。



マスタング「構わんよ。疲れていたんだろう、仕方の無いこともある。」



『ありがとうございます』



エド「おいA」



名前を呼ばれたのと同時に、ぐいっと引き寄せられる。



『な、なに?』



エド「ちょっと話がある」



私の手を握った彼は、誰に挨拶をするでもなく黙々と歩いていく。



マスタング「早めに戻りたまえよ」



エド「わーってるよ!」



そうして私たちは、皆を残し民家を後にした。



*****

更新遅くなりましたm(_ _)m
次の話が中々まとまらなくて…

これからもよろしくお願いします。

月→←絶句2 sideエド



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (134 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
421人がお気に入り
設定タグ:エドワード・エルリック , 鋼の錬金術師 , ハガレン   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- このお話大好きです!更新楽しみにしてます! (12月21日 2時) (レス) id: 320108a8ff (このIDを非表示/違反報告)
めりあ(プロフ) - 更新楽しみにしてます (9月25日 22時) (レス) @page28 id: 4dacbef9b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵(プロフ) - なのはさん、miriさん、コメントありがとうございました。ほかの小説を書いていましたが、長らく留守にしていながらもお待ち頂いている気持ちに答えなきゃダメだと思い、やっと更新しました。また更新していこうとおもいますので、よろしくお願いします。 (8月6日 14時) (レス) id: 36d3a8f59a (このIDを非表示/違反報告)
miri - 初コメント失礼します!エドと夢主の関係性がハガレンの物語に凄く良い感じに溶け込んでいてめちゃめちゃ大好きな小説なので続きが気になりすぎて思わずコメントしてしまいました また更新楽しみにしています⭐︎夜宵さんのペースで頑張ってください! (5月21日 22時) (レス) @page41 id: ad2029d38e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新しないですか?楽しみです!(>_<) (2023年4月9日 2時) (レス) id: bac325c829 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:YayoiSakura | 作成日時:2022年7月12日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。