絶句 sideエド ページ24
***
sideエド
すやすやと規則正しい寝息を立てるA
オレってもしかして、異性として見られて無いんじゃないかとさえ思えるほど、安らかに眠っている。
アル「あれ、もしかして寝ちゃった？」
エド「あぁ…疲れてたんだろ」
無理もない。
初の実戦に加えて、気を抜けば直ぐにでも死が迫る闘い。
慣れてないのだから、疲れてしまうのは当たり前だろう。
マスタング「そういえば鋼の、Aと何かあったのか？」
エド「別に……ねえけど」
いや、告白紛いの事はしたけど
マスタング「何も無いならいいが…。彼女を見かけた時、泣いていたような気がしてな。」
アル「ほら、だから追いかけろって言ったじゃないか！」
エド「しょ…しょうがねーだろ！ウィンリィが帰るって言うんだから…」
一応オレの機械鎧の整備士なんだから、礼は尽くさねえと…
それに、幼なじみだし…
アル「二股するつもりなの？」
エド「はぁ！？そんなわけ…」
マスタング「ほう、その歳でもう二股をかけるのか！やるなぁ鋼の！！」
エド「だから違うって…！！」
『んん…』
やべぇ、大佐のせいで大きな声を出してしまった。
幸い、彼女は起きていないようだ。
深呼吸をして、感情を1度落ち着かせてから、起きないようにと声を出す。
エド「…オレは、アルの身体が元に戻るまで、コイツとどうにかなろうと思ってねーよ」
アル「またそうやって…」
エド「これはお前がなんと言おうと、オレが決めた事だ！自分の罪を精算するまで、オレは絶対にどうにもならん！」
アル「…この…！
…じゃあ、Aの事はボクが貰ってもいいよね！？」
エド「……は？」
また、突拍子もないことを…
アルが、Aを？
アル「兄さんがそんな呑気にしてるんだったら、ボクがAを貰ってやるよ！
兄さんみたいな人の気持ちの分からない奴よりは、幸せに出来ると思うし！！」
エド「いやいや、ちょっと待て、そもそもAはモノじゃ…」
アル「なんだよ、文句あるのかよ？！」
珍しく怒った様子のアル。
本当に、アルもAが好き…なのか？
もし本当に好きなら、もしAがアルを選んだら…
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あ - このお話大好きです！更新楽しみにしてます！ (12月21日 2時) (
レス) id: 320108a8ff (このIDを非表示/違反報告)
めりあ(プロフ) - 更新楽しみにしてます (9月25日 22時) (レス) @page28 id: 4dacbef9b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵(プロフ) - なのはさん、miriさん、コメントありがとうございました。ほかの小説を書いていましたが、長らく留守にしていながらもお待ち頂いている気持ちに答えなきゃダメだと思い、やっと更新しました。また更新していこうとおもいますので、よろしくお願いします。 (8月6日 14時) (レス) id: 36d3a8f59a (このIDを非表示/違反報告)
miri - 初コメント失礼します！エドと夢主の関係性がハガレンの物語に凄く良い感じに溶け込んでいてめちゃめちゃ大好きな小説なので続きが気になりすぎて思わずコメントしてしまいました また更新楽しみにしています⭐︎夜宵さんのペースで頑張ってください！ (5月21日 22時) (レス) @page41 id: ad2029d38e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新しないですか？楽しみです！(>_<) (2023年4月9日 2時) (レス) id: bac325c829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YayoiSakura | 作成日時：2022年7月12日 15時
