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そんなんじゃない sideエド ページ3

***


sideエド



Aとマスタング大佐の会話は、とてもじゃないが大人しく聞いているには居心地の悪い感じがした。



別にAは誰のものでもねーし



オレが何か言う筋合いもねーけど



マスタング大佐とは話して欲しくなかったので、とりあえず引き離すことにした。



マスタング「ヒューズから聞いてはいたが、彼女の事か」



エド「?何がだよ」



大佐の所へ戻るや否や、直ぐに問いかけられた。



マスタング「ヒューズが、鋼のがえらく執心している女性がいると言っていた。

やっと年相応に、恋をしていた、とな」



エド「…そんなんじゃねーよ、アイツは」



マスタング「ほう…君でもそんな顔をするんだな」



エド「うるせー!それより、ハボック少尉の事だけど」


ハボック少尉は、オレのいない間のホムンクルスとの交戦時に怪我を負った、マスタング大佐の部下だ。


今は怪我のため、療養中と聞いている。


マスタング「あぁ、マルコー氏なら石も持っているし、確かに治療も可能だろうな。

だが先日、マルコー氏が拉致された。その賢者の石と一緒にな」



エド「んな…」



マルコーさんはかつて、軍の研究所で石を作っていた。



それはイシュヴァールで利用されていたと言っていた…



エド「賢者の石…ホムンクルス…軍の暗部にイシュヴァール…

どういう繋がりだ?

イシュヴァールで何があった!?」



大佐は、黙ったままオレの問に答えることはなかった。



マスタング「…イシュヴァールと言えば、スカーが来ているそうだな

ここ数日の、スカーに見つけてくれと言わんばかりの行動はなんだ?」



エド「見つけて欲しいんだよ。オレはもう一度、アイツと戦わなきゃなんねぇ。」



マスタング「正気か?イーストシティでの戦いを忘れたとは言わせんぞ!」



イーストシティ…あぁ、オレがスカーに機械鎧を破壊されたあの時のことか



そういやあの日の大佐は…



エド「あらーもしかしてスカーが怖いんですかぁ?

ですよねぇ!あの日の大佐殿は役立たずでいらっしゃいましたからね!!」



マスタング「なめるな!今日は快晴だ!!」



湿気った場所では、火花が飛ばせない。



雨の日は無能なんだよな、この人。



*****

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設定タグ:エドワード・エルリック , 鋼の錬金術師 , ハガレン   
作品ジャンル:アニメ
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- このお話大好きです!更新楽しみにしてます! (12月21日 2時) (レス) id: 320108a8ff (このIDを非表示/違反報告)
めりあ(プロフ) - 更新楽しみにしてます (9月25日 22時) (レス) @page28 id: 4dacbef9b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵(プロフ) - なのはさん、miriさん、コメントありがとうございました。ほかの小説を書いていましたが、長らく留守にしていながらもお待ち頂いている気持ちに答えなきゃダメだと思い、やっと更新しました。また更新していこうとおもいますので、よろしくお願いします。 (8月6日 14時) (レス) id: 36d3a8f59a (このIDを非表示/違反報告)
miri - 初コメント失礼します!エドと夢主の関係性がハガレンの物語に凄く良い感じに溶け込んでいてめちゃめちゃ大好きな小説なので続きが気になりすぎて思わずコメントしてしまいました また更新楽しみにしています⭐︎夜宵さんのペースで頑張ってください! (5月21日 22時) (レス) @page41 id: ad2029d38e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新しないですか?楽しみです!(>_<) (2023年4月9日 2時) (レス) id: bac325c829 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:YayoiSakura | 作成日時:2022年7月12日 15時

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