ロイ・マスタング ページ2
***
マスタング｢やぁレディ、先程は失礼したね。
私はロイ・マスタング。焔の錬金術師だ。
良ければお名前を伺っても？｣
いかにも女慣れしてそうな彼は、ニコニコ笑顔で問いかけてくる。
エド｢……｣
相反するように、エドはしかめっ面をしている。
私はそれが少しおかしくて微笑みながら、差し出された手を握り答えた。
『はじめまして、A・イシュウォールトと言います。
名高い焔の錬金術師様にお会いできて光栄です。』
マスタング｢いやぁ、鋼のにこんな可愛い女性が居たなんて知らなかったな。
もし私があと少し若ければ、放っておかなかっただろうなぁ、ははは！
どうだろう今度お茶でも…｣
エド｢おい、いい加減にしろよ大佐！情報交換するって話だろ｣
そう言いながら、エドが私とマスタング大佐の間に割り込む。
すると、必然的に握っていた手は離れた。
エドの背中が、まるで私を守ろうとしているようだと思ったのは、多分気のせいだと思う。
マスタング｢まぁそうカリカリするな鋼の
私は女性に皆平等なのだよ｣
エド｢女たらしの間違いだろ。あっち行ってろ、A
大佐も、あんまコイツに近寄んな｣
『あわわ…』
振り向いたエドに、身体を押されマスタング大佐と離された。
ある程度距離をとると
エド｢お前はここにいろよ、大佐に近づくの禁止！｣
そう言って、マスタング大佐の元へ行ってしまった。
少し距離ができたので、会話は断片的にしか聞き取れない。
私は大人しく、そこで待つことに決めた。
焔の錬金術師、ロイ・マスタング大佐かぁ…。
噂通りかっこいいけど、なんとなく残念な人だな…と思いながら
スカーが現れないか、周辺を見渡したりして時間を潰すのだった。
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あ - このお話大好きです！更新楽しみにしてます！ (12月21日 2時) (
レス) id: 320108a8ff (このIDを非表示/違反報告)
めりあ(プロフ) - 更新楽しみにしてます (9月25日 22時) (レス) @page28 id: 4dacbef9b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵(プロフ) - なのはさん、miriさん、コメントありがとうございました。ほかの小説を書いていましたが、長らく留守にしていながらもお待ち頂いている気持ちに答えなきゃダメだと思い、やっと更新しました。また更新していこうとおもいますので、よろしくお願いします。 (8月6日 14時) (レス) id: 36d3a8f59a (このIDを非表示/違反報告)
miri - 初コメント失礼します！エドと夢主の関係性がハガレンの物語に凄く良い感じに溶け込んでいてめちゃめちゃ大好きな小説なので続きが気になりすぎて思わずコメントしてしまいました また更新楽しみにしています⭐︎夜宵さんのペースで頑張ってください！ (5月21日 22時) (レス) @page41 id: ad2029d38e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新しないですか？楽しみです！(>_<) (2023年4月9日 2時) (レス) id: bac325c829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YayoiSakura | 作成日時：2022年7月12日 15時
