貴方の街の鋼の錬金術師 ページ1
***
“貴方の街の鋼の錬金術師”作戦を開始して、数日たった頃
エド「ぶえっくし!!」
『うわきたな』
エド「ふははは!街中オレの噂でもちきりのようだな!」
アル「これだけ派手にやればねぇ」
そう、この数日で、私たちは本当に派手に動き回った。
壊れたものがあれば直し、求める声があればなんでも錬成した。
私とアルは、鋼の錬金術師である事を声を大にして宣伝したし
街中の人が、鋼の錬金術師の噂をしているのだ。
エド「オレの評判は上がり、スカーも釣れる!
まさに一石二鳥だぜ」
『早くスカーの耳に入るといいね』
エド「だな」
談笑していると、エドのすぐ後ろの車道に、1台の車が止まった。
誰だろう、と中を覗いてみると、青い軍服を来た人が2人乗っているようだった
?「柄にもない事をしているな、鋼の」
後部座席に座る、いかにも偉そうな黒髪の男性はそう言った。
エド「げっ、大佐…」
ふむ、大佐ということは、エドの上官だ。
エドは車の窓に腕をかけると、そのまま大佐と話し始める。
小声なので、こちらまでは聞こえない。
大佐「ここは人の目も多い。乗りたまえ、情報交換といこう。」
エド「乗れねーよ。こっちは3人だから」
大佐「む?」
そこでやっと、大佐と目が合う。
大佐「おや、レディが居たとは知らずに失礼した。
まさか鋼のガールフレンドだとは思わなくてな」
エド「どういう意味だ、コラ」
大佐「この少し先の路地裏で落ち合おう。
レディにご挨拶もしないとな」
私に向かってウィンクをした大佐を乗せて、車は走り去る。
エド「おっさんが色気づいてんじゃねーよ」
チッと舌打ちをしたかと思えば、吐き捨てるように呟く。
私とアルは顔を見合わせると、立ち上がる。
アル「とりあえず行かないと、兄さん」
エド「…しゃーねぇ、行くか。
A、あんま大佐に振り回されんなよ、女たらしだから」
『あぁ、なんかそんな感じ』
妙に納得がいった私はエドとアルに着いて歩いていった。
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少し長くなりましたので、続編4に移動しました。
これからまた盛り上がっていくと思いますので
また応援いただけましたら嬉しいです。
よろしくお願いします !
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あ - このお話大好きです!更新楽しみにしてます! (12月21日 2時) (レス) id: 320108a8ff (このIDを非表示/違反報告)
めりあ(プロフ) - 更新楽しみにしてます (9月25日 22時) (レス) @page28 id: 4dacbef9b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵(プロフ) - なのはさん、miriさん、コメントありがとうございました。ほかの小説を書いていましたが、長らく留守にしていながらもお待ち頂いている気持ちに答えなきゃダメだと思い、やっと更新しました。また更新していこうとおもいますので、よろしくお願いします。 (8月6日 14時) (レス) id: 36d3a8f59a (このIDを非表示/違反報告)
miri - 初コメント失礼します!エドと夢主の関係性がハガレンの物語に凄く良い感じに溶け込んでいてめちゃめちゃ大好きな小説なので続きが気になりすぎて思わずコメントしてしまいました また更新楽しみにしています⭐︎夜宵さんのペースで頑張ってください! (5月21日 22時) (レス) @page41 id: ad2029d38e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新しないですか?楽しみです!(>_<) (2023年4月9日 2時) (レス) id: bac325c829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YayoiSakura | 作成日時:2022年7月12日 15時