二十二話 ページ23
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「長！ヒーローや警察がたくさんやって来ました！しかもあいつらまで...！とにかく早くこちらへ！」
私が思考に耽っているとき、私がとても信頼している部下の内の一人が来た。
「ヒーローと警察が？来るにはまだ早いはずだが？何かあったのか？」
「...それは後でお伝えします！早くお逃げ＿＿＿＿＿＿」
と、部下と話しているとき部下の背後の遠くから何かキラリと光るものが見える。
「後ろだ！！」
私がそう叫ぶと部下は咄嗟に振り返り避けようとするが、腹に致命傷を負ってしまった。
腹から血が出て止まらなくなっている。
「クソッ！とりあえずここから連れ出さないと...！」
私はボスの部屋から出て屋根の上に登る
先程ヒーローや警察が来ていると言っていたのでいつもより更に帽子などを深く被り、顔はもちろん、髪さえも見えないようにした。
私は今屋根の上で自分の服を破り部下の腹に巻いて少しでも出血を抑えようとしている。
そんなとき、屋根の下からドタバタと足音が聞こえてきた。
ヒーローか！？クソッ！タイミングが悪いときに...！！
幸いまだ私達が上にいることは気づいていないみたいなので、こっそり移動しようすると、ヒーローに囲まれてしまった。
「...イレイザーヘッドにプレゼントマイク...また雄英のヒーローなのか。悪いが今怪我をしているやつがいるんだ。見逃してくれないか？」
「そうは問屋が卸さねぇってやつだな」
「お前が大人しくしてくれればそいつはすぐ病院に連れてってやれるぞ」
「ぅぁ...お、さ...俺のこと、は...構わず、逃げ...」
「...安心しろ。お前を置いていったりはしない」
例え死んでしまうとしてもな。
「私を誰だと思っている。ここから逃げることなど造作もない。傷むと思うが、大丈夫か？」
「...変わりませんね、長は...いつか、情に脆いとこが、仇になります、よ」
「そうなったとしても後悔はしない。それが私だ」
「...そ、ですね...これからも、長が生きてるとこ、もっと、見たか＿＿＿＿＿＿」
部下は、言葉を言い終える前に死んでしまった。私は無言で縄を取りだし私と部下の体を深く結びつける。
「...そいつ、死んじまったんだろ？」
「そうだな」
「なら何でそいつも連れてって逃げようとしてんだよ」
「聞こえなかったのか？私はこいつを置いていったりはしないと言ったんだ。例え死んだとしても、それは変わらない。
今まで人を殺すことに耐えてきたんだ。墓を建ててやりたいと思う私の何が悪い」
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桜 - ユカさん» 長との戦い...ドキドキの展開（？）ですね。はたして、結果はどうなるのか...まあ、ネタバレは面白くないので続きをどうぞ！！ (2020年9月20日 10時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - 桜さん» 続き読みました！長との戦いがどうなるか、楽しみですo(^-^)o (2020年9月19日 21時) (レス) id: 3871a6219e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ユカさん» コメントありがとうございます！！テスト期間が終わったのでこれから更新しますね！！ (2020年9月18日 21時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - すごい素敵なお話でした！！語彙力が無さすぎてこれ以上何も言えないのですが、続きが更新されるのを楽しみに待ってます！ (2020年9月14日 23時) (レス) id: 3871a6219e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 紀瑠 藍登さん» 本当ですか！？ありがとうございます！面白いと思っていただけたなら幸いです！こちらこそイベントに参加させてもらえてありがたいです！他にも作品ができたらイベントに参加させてもらいたいです。 (2020年8月25日 20時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年8月14日 21時
