二十話 ページ21
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そのあとも何人かにアドバイスした。
「轟は個性も状況判断も反射速度も周りのやつらよりも勝っている。まあ、完璧と言っても過言ではない」
「流石轟だなぁ...」
「...だが、個性にかまけおおざっぱすぎる。もっと細かい操作もできるようになるのが今後の課題だ」
「...ああ」
「まさかの轟にも課題が...！？」
「透ちゃんは完璧に気配を消せるようになればもっと動けるようになるだろう」
「なるほど...」
「爆豪は私に勝ったといえば勝った言える。
...が、仲間に気にしていないのは駄目だな。そのおかげで私に勝てたと言えど、普通は仲間に気をかけなければいけないのだ。次はそういうことも気にかけるんだな」
「クソがぁ！！」
「緑谷は力が強くスピードが速いのがいいところだが、動きが分かりやすすぎるし動きがつたない。爆豪の動きを参考にするべきだな」
「は、はい！」
「峰田は...頭皮を丈夫にすることか...？あと、興奮しすぎないようにな。何故かこちらを見るたび顔を赤くしていたが大丈夫か？」
「だ、大丈夫じゃないっすけどAさんが膝枕してくれたら治るかもしれなﾌﾞﾌｯ」
「Aさん。今の発言は気にしないでちょいだい」
「大丈夫ならいいが...次は百ちゃんだな。百ちゃんは物を創るのをもっと早くして、次の手立てを考える頭の回転を早くすることが課題だな」
「はい」
「これで講評は終わりだが...どうだった？」
「先生にそんなこと言われたことなかった...」
「先生が生徒にズバズバ言って教育委員会に話がいったらその先生退職させられちゃうからそんなこと言えないんだよ。でも私の場合はそんなの関係ないから、ズバズバ言わせてもらった。
でも、皆悪いところばっかりじゃなくていいところもたくさんあったから伸びしろありだぞ」
「！本当ですか！？」
「ああ。どちらかと言うと私がいつも教えているやつらよりも伸びしろがある」
「いつも教えているやつらって誰なの？」
「私の仕事で教えてるやつら。まあ、教え子みたいなもんだね」
嘘だがな。教え子じゃなくて部下だしな。
「今日はもう時間ないしこれでおしまいだな。それじゃあ解散だ。お疲れ」
私は皆が騒いでいる中その場から立ち去る。
仕事に行く前に職員室に寄った。
「イレイザーヘッド。終わりましたよ」
「...そうか。今日はありがとな。もう帰ってもいいぞ」
「分かりました」
教師陣の様子がおかしかった気がしたが気のせいだと思い帰ることにした。
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桜 - ユカさん» 長との戦い...ドキドキの展開（？）ですね。はたして、結果はどうなるのか...まあ、ネタバレは面白くないので続きをどうぞ！！ (2020年9月20日 10時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - 桜さん» 続き読みました！長との戦いがどうなるか、楽しみですo(^-^)o (2020年9月19日 21時) (レス) id: 3871a6219e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ユカさん» コメントありがとうございます！！テスト期間が終わったのでこれから更新しますね！！ (2020年9月18日 21時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - すごい素敵なお話でした！！語彙力が無さすぎてこれ以上何も言えないのですが、続きが更新されるのを楽しみに待ってます！ (2020年9月14日 23時) (レス) id: 3871a6219e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 紀瑠 藍登さん» 本当ですか！？ありがとうございます！面白いと思っていただけたなら幸いです！こちらこそイベントに参加させてもらえてありがたいです！他にも作品ができたらイベントに参加させてもらいたいです。 (2020年8月25日 20時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年8月14日 21時
