十三話 ページ14
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Aside
町長やヒーロー、警察を殺し終わり部下を帰らせたあと、私は屋上で夕日を眺めていた。
私はこの夕日をいつまで見ていられるのだろうか。
とても綺麗な夕日。でもどこか血の色に似ている。私は髪の毛と夕日を重ねて見ていた。
キラキラ光るこの髪は、とても輝いて見える。
...ほとんど血でできているこの髪色を綺麗と思う私は頭がおかしいのだろうか。
私はそう思っていても髪を夕日に重ねて眺めるのをやめなかった。
それからしばらくすると、周囲が騒がしくなってきた。
...長くいすぎたな。
もう少し早くここから立ち去っていればよかった。
仕方ない。屋上に上がってきたヒーローか警察は殺すとしよう。
なんてことを思っているとヒーローが現れた。
その瞬間私はそのヒーローの上に馬乗りになり心臓にナイフを刺そうと思いナイフを上に振り上げる。
...が、私にはそのナイフを突き刺すことができなかった。
そのヒーローとは、イレイザーヘッドだったからだ。
今イレイザーヘッドを殺せば雄英との関わりがなくなる。
それに、それ以外の理由でもっと後悔しそうでこの腕を振り下ろすことができない。
腕が震えてきて止めをさすことができなくなってしまった。
「...お、前...まさか、赤ずきんの長、なのか...？」
「貴様の質問に答える義務などない。貴様、イレイザーヘッドだろう。雄英教師の。何故雄英から離れたこのような場所にいる」
私は声でバレないように声を低くして話をする。顔はギリギリ見えてないはずだから大丈夫だ。
「...俺の質問には答えない癖にお前の質問に答えろってのか？」
「質問に答えろ。...この質問に答えたら貴様の質問に答えてやってもいいから早く答えろ」
「！...俺は雄英の教師だが協力を要請されることもある」
「つまり、協力を要請されたからここに来たと？」
「そういうことだ。次は俺の質問だな＿＿＿＿＿＿＿」
と、イレイザーヘッドが口を開いたとき、屋上への階段から足音が聞こえてきた。
私は咄嗟にイレイザーヘッドから飛び退き、逃げようと走りだす。
その時、イレイザーヘッドの捕縛布に私の腕を絡めとられた。
「まだ俺の質問に答えてもらってないんだが？」
「事情が変わった、それだけだ。だが、それでも赤ずきんの長の情報が欲しいなら捕まえてみろ！」
私は屋上の柵を飛び越え隣のビルへと飛び移る。
イレイザーヘッドは少し驚いていたようだがすぐに切り替えこちらを追いかけてきた。
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桜 - ユカさん» 長との戦い...ドキドキの展開（？）ですね。はたして、結果はどうなるのか...まあ、ネタバレは面白くないので続きをどうぞ！！ (2020年9月20日 10時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - 桜さん» 続き読みました！長との戦いがどうなるか、楽しみですo(^-^)o (2020年9月19日 21時) (レス) id: 3871a6219e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ユカさん» コメントありがとうございます！！テスト期間が終わったのでこれから更新しますね！！ (2020年9月18日 21時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - すごい素敵なお話でした！！語彙力が無さすぎてこれ以上何も言えないのですが、続きが更新されるのを楽しみに待ってます！ (2020年9月14日 23時) (レス) id: 3871a6219e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 紀瑠 藍登さん» 本当ですか！？ありがとうございます！面白いと思っていただけたなら幸いです！こちらこそイベントに参加させてもらえてありがたいです！他にも作品ができたらイベントに参加させてもらいたいです。 (2020年8月25日 20時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年8月14日 21時
