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・
気まずすぎて黙ってしまうけれど
今の忠義からしてみれば私が忠義に対して気まずくなるのはおかしな話で。
女優やこの世界の人間たるもの、やっぱり黙り込んだままなのはまずくて。
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『｢……｣』
・
ろくに顔も見れない私だけれど、なにか話さないと
・
｢……あ、あの、大倉、さん｣
・
聞こえるか分からないぐらい、小さくて震えた私の声
・
そーっと、忠義の顔を見上げてみると
・
『っ、』
・
顔を少し歪めた、懐かしい顔。
なんだか見てられなくて、顔を逸らしてしまった。
・
名前を呼んでみたものの、何を話したらいいか
どうしたらいいかなんてわからなくて
下を向いて俯いていると
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『A、ちゃん、？』
・
｢えっ、｣
名前を、呼ばれた、
忠義から話しかけてきてくれて、名前を呼んでくれたことに驚いて勢いよく顔をあげると
・
『……ふはっ、』
『そんな勢いよく顔上げたら首折れんで？』
・
私を見て、笑いながらそう言った忠義。
・
ねぇ、今の私
嬉しくて泣きそうになってる事、知らないでしょ？
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チーずケーキ(プロフ) - 彩葉さん» 勿体ないお言葉有難うございます( ；；)これからもぜひぜひ更新をお楽しみにしていただければ幸いです！有難うございます！ (2019年5月12日 10時) (
レス) id: 93aa1eee34 (このIDを非表示/違反報告)
彩葉(プロフ) - チーずケーキさんの書かれるお話が大好きで前から読ませていただいてるのですが、今回更新されたお話を読んでいて胸がキューっと苦しくなりました！毎回、更新されていると嬉しくてワクワクしながら読ませていただいてます。これからも応援しています(^^) (2019年5月11日 21時) (レス) id: bcc4124b50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チーずケーキ | 作成日時：2019年5月11日 19時
