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コンビニの帰り道。
行きと同じように忠義の後ろに乗って喋りながら私の家に向かってると
『あ、』
なんて忠義が反対側の車線に目をやった。
もちろんその光景は私にも見えてるわけで。
その先には、忠義のお隣さんに住んでる一つ下のミキちゃんとその彼氏さん。
『あいつまだあいつと付き合ってたんや』
なんて呟く忠義。
妹みたいなやつやから心配やねん、
これがいつもの忠義の口癖。
私の前で、もっとマシやつと付き合えや〜とかなんとかゆってる忠義だけど、きっと忠義はミキちゃんの事を妹だなんて思ってない。
ちっちゃくて、顔も可愛くて、おまけに性格もよくて。
溢れ出そうになる涙を誤魔化すように忠義の背中に顔を埋める。
……私はミキちゃんには、なれない
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作者名：チーずケーキ | 作成日時：2019年4月16日 0時
