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それから、チャイムが鳴ったのを聞いた私達は
屋上から教室まで猛ダッシュで走った。
『あかん、A間に合わへん！』
｢忠義が寝てるからでしょ！私何回も起こした！｣
『こんなギリギリとか聞いてへんし』
｢そんなん私も知らない！｣
『あっはっはっはっはっは(爆笑)、あかん笑い死にそう』
｢笑ってる場合じゃないって(爆笑)｣
『そうゆうAもわろてるやん(笑)』
｢ちょ、忠義はやい……｣
『もーなにしてんねん』
｢はあ、はあ、疲れた｣
笑いながら走って余計に疲れたのか
立ち止まって肩で息をする私のところまで戻ってきて
『いくで』
なんて私の手を取ってまた走り出した忠義。
案の定間に合わなくて、先生に怒られた私達。
2人揃ってその授業は爆睡してしまってまた怒られて
[白川大倉、放課後生徒指導室こい］
なんて言われる始末。
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作者名：チーずケーキ | 作成日時：2019年4月16日 0時
