第1章。 ページ2
「 アーヤ!早くご飯食べて頂戴!! 」
「 はーい 」
ママの声が、1階からよく聞こえる。
その声で、私はあの声から抜け出すことが出来た。
懐かしくて安心するあの声は、私を深い沼に溺れさせてしまうから。
着替え終わり、ふと鏡の中の私を見つめてみた。すると………。
___彩、彩ちゃん…!
「 えっ… 」
思わず、鏡をのぞき込んでしまった。
ドアが、ガタガタ音を立てて揺れた。
背筋に、冷や汗と少しの高揚感が駆け抜けた気がして。
深追いしてはいけない気は、した。
けれど。
どうしても。
あと一歩踏み出せば、あの子に会える気がして、私は自分を止められなかった。
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リーリック(プロフ) - 綺夜音さん» (^◇^) (2018年4月3日 15時) (レス) id: e60ca59755 (このIDを非表示/違反報告)
綺夜音(プロフ) - Disney★さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年3月31日 8時) (レス) id: 8bca99ae07 (このIDを非表示/違反報告)
Disney★ - 綺夜音さん» 凄い面白いです。更新待ってます。頑張ってください! (2018年3月29日 14時) (レス) id: 9f53b71922 (このIDを非表示/違反報告)
綺夜音(プロフ) - リーリックさん» (*^▽^*) (2018年3月23日 12時) (レス) id: 8bca99ae07 (このIDを非表示/違反報告)
リーリック(プロフ) - 綺夜音さん» どいたまです! (2018年3月22日 23時) (レス) id: e60ca59755 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綺夜音 x他1人 | 作成日時:2018年3月6日 17時