幼なじみ_2

３５． ページ35

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いちご飴も無事に買えた！



『よし、戻ろう！』



って…あれ…？

何も考えずに歩いてしまった…

さっきまでおった所どこやねん…

まぁ適当に歩くか…



迷子だ…

携帯も電波悪いし…

もう最悪や…

また怒られる…



「Aちゃん？」

『望くん！』

望「1人？」

『流星とシゲと来たねんけど迷子なった…』

望「なにしてんねん(笑)」

望「携帯は？」

『電波悪い…』

望「うわ、ほんまや…」

望「一緒に探すで」

『望くんは？あの子友達と来たんやないの？』

望「あぁ、ええよ、ちょっと言ってくるから待っといてや」

『ごめん…ありがとう…』



救世主望くんが現れて

一緒に2人を探してくれることになった



望「人混みやから難しいな〜」

『うん…また怒られる〜…』

望「流星くんめっちゃ怒りそうやな(笑)」

『もう呆れられそう…』

望「ほんま人多いな…」



そう言って望くんは

あたしの手を握った



『えっと…』

望「俺らがはぐれたらまたややこしくなるからな」

『…うん』



どうしよう…

望くんあたしなんかと

手繋ぐの嫌やろうな…

あー、ほんまなにしてんねやろ…

自分がアホすぎて情けなくなった…









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