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彼と幼なじみでいてはいけない【笠松】*注意 ページ23

幼なじみ。それは私にとって邪魔な壁でしかない。
幼なじみは彼と一緒にいれるけど、それ以上の関係までにはいかない。

彼は私の一個上で昔から一緒にいる。

『…ねぇ、笠松先輩』
「なんだよ」

彼は女性が苦手なのに、私には普通に接することができる。
つまりは…そういうことでしょう?

私は、今彼の家にいるわけだがノースリーブにスカートというそういう時期の男子の興奮するような服装で彼のベッドで寝っ転がっている。

『私のこと、どう思いますか』
「どうって…普通に幼なじみ…」

『そうじゃなくて、具体的に』
「具体的にって言われてもな…妹的な存在」

『そうですか、』

やっぱり、私は彼にとって妹的な存在でしかない。
わかっていたことなのだけどやっぱり辛い。

「お前、変わったな」
『そうですか?』

「あぁ、だって昔は『幸ちゃーん』とか言ってて敬語なんか使わなかったのに」
『…昔は昔ですから』

「そうか、でも前はよく抱きつきに来たよな」
『…やめてください』

「前みたいに、抱きつきに来てもいいけどよ」
『やめてくださいよ!!私はもう高校生で先輩も高校生なんですよ!?小さい頃みたいに気安く抱きついたりできるような時期じゃないんです!』

「A…?」
『私は笠松先輩が好きなのに!幼なじみっていう関係が邪魔で…』

我に返ったときにはもう遅かった。
目からは溜めていた涙がボロボロ落ちてくる。

彼は絶対引いてる。だけど、彼を見れない。
怖いから。

『…っ、すみません。帰ります』
「…よ」

帰ろうと荷物を持ってドアノブに手をかけた。
すると、視界が揺らいだ。

…何が起きたのだろう。あの一瞬で。
どうして、笠松先輩が目の前にいるのだろう。

視界には笠松先輩と天井。
まさか、押し倒されてる?

『どいてください』
「なんで…だよ」

『え?』
「なんで早く言わねーんだよ!」

『笠松せんぱっ…ん…』

唇を奪われた。それしか思い浮かばなかった。
熱く、とろけるようなキス。

「俺だって、お前が好きだったんだよ…!」
『え、あの笠松先輩…』

「無理矢理でもこの関係終わらせてやる」

そう言って彼は私の服の中に手を伸ばした_

-幼なじみ以上恋人未満-

彼に告白してはいけない【青峰】→←彼の前で着替えてはいけない【花宮】*注意



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れーたん - 忙しい中書いてくれてありがとうございました!すごく良かったです! (2014年7月19日 14時) (レス) id: ecfdd5f91d (このIDを非表示/違反報告)
れーたん - ふろーとまかろん.さん» 遅くても大丈夫です!修学旅行、楽しんで下さい! (2014年5月24日 12時) (レス) id: ecfdd5f91d (このIDを非表示/違反報告)
ふろーとまかろん.(プロフ) - れーたんさん» 了解です!ですが、明日から修学旅行なので遅くなりますがそれでもいいですか? (2014年5月23日 19時) (レス) id: a73db4460d (このIDを非表示/違反報告)
れーたん - リクしても大丈夫ですか?青峰くんで、切ない、辛い感じの話をお願いします! (2014年5月23日 10時) (レス) id: ecfdd5f91d (このIDを非表示/違反報告)
ふろーとまかろん.(プロフ) - (=綾ω猫=)さん» 笠松さん、初めてなので下手になるかもですが、ぜひかかせていただきます (2014年5月16日 21時) (レス) id: a73db4460d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふろーとまかろん. | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/macaron1017/  
作成日時:2014年2月1日 0時

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